香川真司とドルトムントで共存していた可能性も? 若き日のウーデゴー獲得に動いていたクロップ

プレミアリーグで敵同士となった photo/Getty Images

10日に対戦するウーデゴーとクロップ監督

5日に行われたチャンピオンズリーグのレンジャーズ戦を2-0の勝利で終えたリヴァプール。次の試合は10日に行われるアウェイ・アーセナル戦となるが、ユルゲン・クロップ監督はこの相手チームの攻撃を牽引するMFマルティン・ウーデゴーに強い思い入れがあるようだ。
 
2021年8月、レアル・マドリードからアーセナルへと完全移籍を果たしたウーデゴー。レアルには2015年1月から在籍していたものの、ヘーレンフェーン、フィテッセ、レアル・ソシエダ、アーセナルとローン移籍を繰り返し、その才能を徐々に開花させていった。
 
一方、2008年から2015年までボルシア・ドルトムントを率いていたクロップ監督は、レアル移籍前のウーデゴーの獲得に動いていた模様。当時の状況や彼に対する想いをノルウェー『TV2』に明かしている。
 
「私は本当に彼が好きだ。最近の彼には余裕があるね。でもレアル・マドリードでのキャリアをスタートした時はもう少し難しかった。それから彼の思い通りにはいかないようにも見えた。彼がまだとても若かった時、ドルトムントに来てほしかったから、その状況には本当にがっかりしたよ」
 
「彼がまだ少年だった頃、我々は彼の父親と一緒に長い間話し合ったんだ。でも最終的に彼はレアル行きを決めた。それはそれで良かったが、それが私がいつも彼を追い続けている理由だ」
 
「期待通りの選手になってくれて本当に嬉しい。実際、それ以上の選手になったと言える。彼は信じられないほど強いアーセナルにおいて、大きな役割を果たしている。彼はまだ若く、頭も良く、非常に大きな影響力を持っている。正直なところ彼について否定的なことは言えない。本当にトッププレイヤーだ」
 
クロップ監督が率いていた当時のドルトムントには、日本代表のMF香川真司もいた。若き日のウーデゴーがレアルではなくドルトムントを選んでいれば、この2人が共存する姿、もしくはポジションを争う姿も見られたかもしれない。

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