2得点関与の大活躍でアトレティコを粉砕 “今季14試合8ゴール5アシスト”元バルセロナFWはベルギーで覚醒した

バルセロナを離れベルギーで大活躍中のフェラン・ジュグラ photo/Getty images

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素晴らしいシーズン序盤戦となっている

22-23シーズンのCLグループステージでは波乱が起きている。アトレティコ・マドリード、ポルト、レヴァークーゼン、クラブ・ブルージュのグループBでは第3節までを消化してアトレティコが1勝2敗でまさかの最下位。ポルト、レヴァークーゼンもパッとせず、クラブ・ブルージュが唯一の3連勝で、グループ首位に立っている。しかも無失点と素晴らしい堅守を披露しており、決勝トーナメント進出の可能性が高い。

そんなクラブ・ブルージュで躍動しているのが、FWフェラン・ジュグラだ。エスパニョールからバルセロナに加わり、昨季トップチームへ昇格したジュグラ。当時のバルセロナは大型補強前と前線では人員不足が発生しており、若く経験の浅いジュグラでも6試合で起用され、1ゴール決めている。

昨季の冬、今夏とバルセロナは大型補強を敢行。センターフォワードのジュグラとしてはライバルがメンフィス・デバイ、ロベルト・レヴァンドフスキと代表級ばかりとなり、バルセロナでは出番が得られないと判断し完全移籍でベルギーに向かった。
ベルギーでのジュグラは絶好調であり、リーグ戦では10試合で6ゴール3アシスト。ベルギーリーグの得点ランキング2位の好成績だ。CLでもその勢いは保たれており、3試合で2ゴール2アシスト。5日に行われたアトレティコ戦では2ゴールに絡む大活躍で、グループBの大本命を打ち破っている。

このままの活躍を継続できればジュグラにとって素晴らしいシーズンとなるだろう。ストライカーとしての能力の高さはバルセロナ時代にも証明されており、決定力や前線でのポストプレイと武器は多い。シュートを枠に持っていく技術が高く、オンターゲット17本はリーグトップの数字となっている。

西『MUNDO DEPORTIVO』では元バルセロナFWの活躍を取り上げており、ステファン・サヴィッチ、ホセ・マリア・ヒメネスからなる2人のCBに悪夢を見せたと働きぶりを称賛している。

クラブ・ブルージュは決勝トーナメントへ進出する可能性が高く、近年のアヤックスやビジャレアルのようなダークホースとなるのだろうか(データは『SofaScore』より)。

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