日本代表とW杯で対戦する可能性も? バルセロナが“500万ユーロ”で売却したストライカーは今世界を沸かせている

クラブ・ブルージュで躍動するフェラン・ジュグラ photo/Getty images

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ベルギー移籍で注目される存在に

香川真司や林大地、三好康児ら多くの日本人選手が躍動するベルギーリーグではある若者が急成長を遂げている。クラブ・ブルージュのFWフェラン・ジュグラだ。

2021年の夏エスパニョールからバルセロナへ移籍したジュグラ。当初はバルセロナのBチームでプレイしていたが、その活躍が見込まれトップチームへ。リーグ初先発となったエルチェ戦ではわずか16分でゴールを決め、勝利に貢献している。

そういった活躍もあってその後継続して起用されるかと思われたが、冬の移籍市場ではフェラン・トーレスやピエール・エメリク・オバメヤン、アダマ・トラオレと前線にテコ入れが入り、出場機会を減らし後半戦は主にBチームでプレイしている。さらに今夏の移籍市場ではセンターフォワードにロベルト・レヴァンドフスキが加わり、プレイタイムが得られないと判断したのかクラブ・ブルージュへ完全移籍で加わった。
そこからのジュグラは素晴らしい成績を残しており、リーグ戦では10試合で6ゴール3アシスト、CLでは3試合で2ゴール2アシストだ。CLでは直近のアトレティコ・マドリード戦で2得点に関与する大活躍であり、ストライカーとしてチームに貢献している。

「バルセロナがロベルト・レヴァンドフスキという世界最高のストライカーを獲得したことはジュグラを手放した過ちをカバーするものではない。彼を500万ユーロで手放したことは信じられないことだ。彼はバルセロナのBチームで実力を証明し、クラブ・ブルージュで今でも高いレベルでプレイしている。彼がラ・リーガでプレイしていないことは理解できない。彼はルイス・エンリケのリストに載っていない。彼はW杯でプレイする必要がある」

西『MARCA』ではジュグラを格安で手放したバルセロナを批判しており、スペイン代表としてワールドカップ・カタール大会に出場できると主張している。

日本代表とも対戦するスペイン代表はストライカーの人選に困っており、サプライズでのジュグラの招集はあるのか。フル代表はまだしもアンダー世代での招集もないプレイヤーだが、今のジュグラは非常に魅力的だ。世界中を沸かしており、ここからどこまで成長するのだろうか。

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