「右SBを奪う準備はできている」「先発復帰をアピールした」 ELフル出場の冨安に称賛の嵐。プレミアでの先発返り咲きはまだか

ELボデ/グリムト戦で先発フル出場を果たした冨安健洋 photo/Getty images

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怪我なくプレイできている

アーセナルはELグループステージ第3節にてホームでボデ/グリムトと対戦。前半だけで2ゴール奪うと終盤にも追加点を挙げ、3-0で勝利を収めた。グループステージはこれで2連勝と幸先良いスタートを切っている。

日本代表の冨安健洋は右サイドバックで先発出場となった。今季の先発は2試合目で、前回は同じくELのチューリッヒ戦だった。

プレミアリーグではベン・ホワイトに右SBのポジションを奪われてしまったが、冨安自体のパフォーマンスはハイレベルを維持している。失わずつなげるビルドアップ、強度の高い守備が魅力で、何より堅実だ。安定感があって英『football.london』ではディフェンスライン最高評価となる8を与えられており、「見事な前線への飛び出しを見せた。ホワイトのパフォーマンスが崩れるようなことがあれば、右SBのポジションを奪う準備はできている」と高く評価されている。英『90min』でも同様な評価で、ここでは「素晴らしいパフォーマンスで先発復帰をアピールした」とホワイトに負けない働きぶりが称賛されている。
実際にスタッツは好成績で、デュエルでは6戦5勝と勝率が高く、攻撃面では2回のドリブルに、4回のロングボールを成功させてボールを前進させた。後半にはキーラン・ティアニーが下がったことで左SBも担当している。

パフォーマンスは常に高いレベルを維持しているだけに、スタメンを奪い返すことができないのは歯がゆいが、チャンスを待つしかないだろう。現状ホワイトのパフォーマンスも安定しており、センターバックはウィリアム・サリバとガブリエウ・マガリャンイスの2人がいる。冨安としてはELで怪我せず、プレイできることを証明するしかない(データは『SofaScore』より)。

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