バルセロナ、ユヴェントス、バイエルンまで 今季限りで契約満了となるギュンドアンが人気銘柄な理由

今季限りでマンチェスター・シティとの契約が切れるイルカイ・ギュンドアン photo/Getty images

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32歳でも衰えを感じさせない

マンチェスター・シティの軸である中盤。インサイドハーフは現在ケビン・デ・ブライネ、イルカイ・ギュンドアン、ベルナルド・シウバの3人が主に担当しており、攻守両面で大きな存在感を放っている。来夏にはボルシア・ドルトムントのジュード・ベリンガムを獲得するといった話もあり、中盤の強化が進められている。

そんな中盤の一角であるギュンドアンは今季でクラブとの契約が切れる。2016年からチームに在籍しており、古株となっているが、チームを離れてしまうのか。

英『90min』によると、バイエルン・ミュンヘンがギュンドアンの獲得を目指しているようだ。ドイツ時代はバイエルンのライバルであるドルトムントでプレイしており、移籍となるのだろうか。
ギュンドアンは来夏の人気銘柄だ。バルセロナ、ユヴェントス、ガラタサライがバイエルンと共に獲得に動いていると報じられている。シティと契約延長しなければフリーで獲得することが可能で、衰えも感じないため各クラブが関心を寄せるのも納得だ。同紙ではワールドカップ・カタール大会終了後に去就が決まると報じている。

ギュンドアンはドイツ代表にも選ばれている実力者で、シティではインサイドハーフとアンカーを任されている。とくにインサイドハーフで強みを発揮することが多く、ゴール前への飛び出しはピカイチだ。20-21シーズンにはリーグ戦で13ゴールと得点力が開花しており、ゴールを期待できる中盤戦士である。

アンカーでもプレイ可能であり、今季はロドリが不在だったマンチェスター・ダービーでアンカーを務めた。ただアンカーとしての守備強度はトップクラスと比較した場合、落ちるためダブルボランチの一角、もしくはインサイドハーフが最大限能力を発揮する起用法だといえる。またキャプテンシーがあり、今季はフェルナンジーニョの後を継いでキャプテンとしてシティをまとめている。

32歳と稼働しても今後数年だが、ルカ・モドリッチのように今では30代後半でも最前線で戦っているプレイヤーはおり、ギュンドアンはその素質を秘めている。怪我での離脱も少なく、獲得できればチームへの貢献度は高い。

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