チェルシーサポーターからのもてなしに感謝の意を表したジエゴ・コスタ 当時の指揮官コンテ監督にもチクリ

ジエゴ・コスタに温かい拍手を送ったチェルシーサポーター photo/Getty Images

ウルブズ加入後、初先発となったジエゴ・コスタ

8日行われたチェルシー戦でスタンフォード・ブリッジへの帰還を果たしたウォルバーハンプトンのFWジエゴ・コスタ。彼はチェルシーサポーターがこの試合で見せた態度やチェルシー時代の指揮官であるアントニオ・コンテ監督との関係について、自らの想いを明らかにしている。
 
新戦力FWサーシャ・カライジッチの長期離脱などもあり、先月に急遽ウルブズ入りが決まったD・コスタ。2日のウェストハム・ユナイテッド戦に58分から出場して久々のプレミア復帰を果たすと、今回の古巣チェルシー戦ではついにスタメン入りを果たした。
 
この試合のD・コスタは56分までプレイしたものの、見せ場を作ることはできず。それでもスタジアムに集まったチェルシーサポーターたちは彼の交代にスタンディングオベーションで対応。かつてチェルシーに多くのゴールをもたらした34歳のストライカーに敬意を表している。
 
英『Football London』によれば、D・コスタはこの試合後、チェルシーサポーターが見せたこの対応に感謝の意を示しつつ、チェルシー時代に自らを戦力外としたコンテ監督との関係についても言及。これまでも当時のD・コスタとコンテ監督の確執は度々話題にあがっていたが、改めてこれに触れている。
 
「俺がファンと問題を起こしたことはない。“あの”監督とは仲が悪かったし、俺は2度のチャンピオン(リーグ優勝)を経験したのにこのチームを去った。彼は俺をあてにしていなかった。それは俺にどうにかできることではなかった。俺はチームを去るしかなかったんだ。今日、俺とファンとの関係が悪いままチームを去った訳ではないことが証明された」
 
「それはとても特別なことだ。ここ(チェルシー)で俺は良い仕事をしたし、良い思い出を残すことができたんだということを実感させてくれた。チェルシーファンはいつも俺に良くしてくれた。彼らの俺に対する接し方にはいつも驚かされる。満足だよ」
 
古巣チェルシーとの対戦は早々に叶ったD・コスタだが、コンテ監督が指揮するトッテナムとの対戦は来年3月に予定されている。この試合までに少しでも調子を上げ、コンテ監督に一矢報いたいところだろう。

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