ラッシュフォードが享受している “テン・ハーグ効果”  8試合5ゴールと好調の要因は新監督との関係にあり?

テン・ハーグ監督の下で好パフォーマンスを発揮している photo/Getty Images

キャリアハイの成績も予感させる今季のラッシュフォード

先日行われたヨーロッパリーグのオモニア・ニコシア戦で大活躍を見せたマンチェスター・ユナイテッドのFWマーカス・ラッシュフォード。今季はここまで継続して結果を残しているが、好調の要因にはエリック・テン・ハーグ監督の存在があるようだ。
 
今季からマンチェスター・ユナイテッドを率いているテン・ハーグ監督は、リーグ開幕戦からラッシュフォードを左ウイングやセンターフォワードの位置で積極的に起用。昨季は公式戦32試合に出場して5ゴール2アシストと不調に陥っていた彼だが、今季は8試合に出場してすでに5ゴール3アシストを記録するなどチーム1の得点源として機能している。
 
特に今季のラッシュフォードはリヴァプール戦やアーセナル戦といったビッグマッチでしっかりと結果を残しており、現時点で最も頼れる前線の選手と言っても過言ではない。先日のELオモニア戦では後半からの出場にもかかわらず、2ゴール1アシストの活躍でチームを逆転勝利に導いた。
 
英『Manchester Evening News』によれば、ラッシュフォードはテン・ハーグ監督について自らの見解をこのように示している。彼のやり方を前向きに受け止めているようだ。
 
「彼は非常に明確なアイデンティティとプレイの方針を持っている。そのおかげで彼のやり方に適応することが容易になると思う。プレシーズンでも感じたことだけど、彼はメッセージを素早く、ダイレクトに伝えるし、選手たちはそのメッセージをしっかりと受け止めていた」
 
「まだ始まったばかりだが、僕らは彼の下でどんどん成長していくだろう。彼のことを知れば知るほど僕らも良くなるし、彼も僕らのことをより知ってくれる。彼の下でプレイすること、そして試合に勝つことを楽しみにしている」
 
下部組織出身ということもあり、背番号10を託されるなどクラブやサポーターから大きな期待を寄せられ続けているラッシュフォード。相性の良さそうなテン・ハーグ監督の下で選手としてさらなる飛躍を遂げ、マンUの真のエースとなることができるか。

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