ポルトガルの強豪で得点力でも魅せる日本代表の中盤戦士 古巣戦での“2戦連発弾”で欠かせない存在となった男

スポルティングで存在感を発揮する守田 photo/Getty Images

守田がリーグ戦2試合連続ゴール

今季からサンタ・クララよりスポルティングへと加入した守田英正。日本代表でも主力となる彼がポルトガルの強豪クラブで主力として存在感を発揮している。特にここ数試合で際立っているのが得点力だ。

今季加入からすぐに主力となった守田は、10月1日に行われた第8節のジル・ヴィセンテ戦でもスタメンに選出。すると16分、積極的な攻め上がりからヌーノ・サントスのシュートに合わせてゴールネットを揺らし、移籍後初ゴールとなる先制点を奪った。守田のゴールを皮切りに3得点を奪ったスポルティングはジル・ヴィセンテに3-1と完勝する。

さらに続く第9節のサンタ・クララ戦でも、29分に先制点を決めて2試合連続ゴール。昨季まで所属したサンタ・クララとの古巣戦となったが、自身のコンディションの良さを十分に見せてチームの勝利に貢献した。ボランチからの積極的な攻撃参加が結果へとつながっており、UEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第1節のフランクフルト戦でも1アシストを記録するなど、攻撃面でも守田は成長を続けているのだ。

川崎フロンターレ時代にはボール奪取能力の高さと豊富な運動量を武器に[4-1-2-3]のアンカーを担っていた守田。しかしポルトガルへ挑戦してからアグレッシブな攻撃参加を見せる場面は増えており、日本代表でも3枚の中盤では前に顔を出して好機を演出している。

序盤は不調気味だったスポルティングもこの連勝で5位まで上がっており、CLでマルセイユにこそ敗れたがリーグでの状態は上がってきている。その中心にいるのは、3列目から強烈な存在感を放つ日本代表MFであることは間違いない。

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