冨安がサラー封じ、三笘はドリブルでトッテナム惑わす 久保・堂安“若手レフティコンビ”は出場続ける。欧州5大リーグ日本人選手結果まとめ
リヴァプール戦ではモハメド・サラーを封じた冨安健洋 photo/Getty images
各地でサムライが活躍している
今週末の欧州リーグも盛り上がりを見せた。とくに日本人選手が各クラブで躍動しており、5大リーグに出場した選手の結果を振り返る。※評点はデータサイト『Whoscored.com』より
『プレミアリーグ』
冨安健洋(アーセナル)
先発フル出場
(アーセナル 3-2 リヴァプール)
評点7.0
プレミアリーグでは今季先発のなかった冨安だが、リヴァプール戦という重要なゲームでスタメンに抜擢された。しかもポジションは右サイドバックではなく、左サイドバックであり、相手のエースであるモハメド・サラーと対峙して完封している。
三笘薫(ブライトン)
途中出場67分IN
(ブライトン 0-1 トッテナム)
評点6.6
ブライトンがロベルト・デ・ゼルビ体制となってから三笘の出場は増えており、このトッテナム戦も23分のプレイタイムを得た。ピッチに立てば自慢の切れ味抜群のドリブルから好機を演出しており、BIG6のトッテナム相手でも十分に通用する。
『リーガ・エスパニョーラ』
久保建英(レアル・ソシエダ)
先発87分OUT
(レアル・ソシエダ 1-0 ビジャレアル)
評点6.7
直近2試合ゴールやアシストこそ記録できていないが、レアル・ソシエダではコンスタントにプレイタイムを確保できている。その中で高いパフォーマンスを披露しており、今季は飛躍の年となるだろう。
『ブンデスリーガ』
原口元気(ウニオン・ベルリン)
先発83分OUT
(シュツットガルト0-1 ウニオン・ベルリン)
評定6.7
ここのところ出番の減っていた原口だが、リーグ戦での先発は8月のマインツ戦以来のことだ。得点に絡むことはできなかったが、中盤で運動量豊富に動いており、球際では強さを見せている。EL挟んで次節は対ドルトムントとなっており、先発に期待だ。
吉田麻也(シャルケ)
先発79分OUT
(レヴァークーゼン 4-0 シャルケ)
評点5.9
センターバックでの先発は続いている吉田だが、このレヴァークーゼン戦では13分にイエローカードを貰っており、79分にピッチを後にしている。チームも4失点で大敗しており、スタメン落ちとなってもおかしくない。
伊藤洋輝・遠藤航(シュツットガルト)
伊藤は先発71分OUT
遠藤は先発フル出場
(シュツットガルト 0-1 ウニオン・ベルリン)
評点6.9、7.1
伊藤と遠藤の先発は続いているが、チームは白星が遠い。このウニオン戦でも敗れており、10月時点で未だに勝ち点3を得られていない。11月終盤からワールドカップ・カタール大会での中断期間に入ることになっており、それまでには勝利が欲しい。
堂安律(フライブルク)
先発86分OUT
(ヘルタ・ベルリン 2-2 フライブルク)
評点8.0
フライブルクではコンスタントにピッチに立っており、堂安への評価は高い。このヘルタ戦では貴重な先制点のアシストを記録している。攻撃面だけでなく守備でも輝いており、タックル成功数4回はチーム最多の数字となった。
鎌田大地・長谷部誠(フランクフルト)
鎌田は途中出場61分IN
長谷部は出番なし
(ボーフム 3-0 フランクフルト)
評点5.6、評点なし
公式戦では負けなしが続いていたフランクフルトだが、思わぬところで黒星を喫してしまった。ミッドウィークにCLがあったことによる疲労なのか、長谷部は出番がなく、鎌田も途中からの出場だった。13日には再びトッテナムと対戦することになっており、メンバーに期待だ。
板倉滉(ボルシアMG)
出場なし
(ボルシアMG 5-2 ケルン)
評点なし
浅野拓磨(ボーフム)
出場なし
(ボーフム 3-0 フランクフルト)
評点なし
『リーグ・アン』
伊東純也(スタッド・ランス)
出番なし
(スタッド・ランス 0-0 パリ・サンジェルマン)
評点なし
川島永嗣(ストラスブール)
出場なし
(アンジェ 2-3 ストラスブール)
評点なし
オナイウ阿道(トゥールーズ)
出場なし
(リヨン 1-1 トゥールーズ)
評点なし
南野拓実(モナコ)
途中出場87分IN
(モンペリエ 0-2 モナコ)
評点6.1
スタッド・ランス戦でゴールを記録した南野だが、そこから輝かしい成績は残せていない。先発はなく、途中出場からの出番が多く、短い時間で結果を残すしかない。
※記事中に誤りがございました。南野拓実選手の評価について7.5となっておりましたが、正しくは6.1でした。ここにお詫びし訂正させていただきます