マウントとチェルシーの契約延長交渉が停滞 原因はパフォーマンス低下?英紙は元トッテナムMFと同じ道を進むと……

チェルシーで不調続くメイソン・マウント photo/Getty images

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リーグ戦では未だ2アシストのみだ

8日のプレミアリーグではウルブズを3-0で破ったチェルシー。グレアム・ポッター体制となってから好調を維持しており、1日のクリスタル・パレス戦から公式戦は3連勝を達成している。その中ではセリエAで好調のミランを破っており、新体制のチェルシーは強い。

しかし不安要素はあり、それはメイソン・マウントの去就だ。現在クラブと2024年までの契約を結んでいるマウントだが、米『ESPN』によると、クラブとの契約延長交渉が停滞しているようだ。ユース時代からチェルシーでプレイする生え抜きだが、どこかクラブに不満があるのか。

同紙によると、チェルシーはマウントの代案をすでに探し始めており、ビジャレアルのFWジェレミー・ピノやローマのMFロレンツォ・ペッレグリーニがターゲットとなっている。
ピノは19歳と若い選手だが、スペインのフル代表に選ばれるなど将来を嘱望されているアタッカーだ。1試合で4ゴールを奪うなど得点力が開花する試合もあり、昨季はリーグ戦31試合で6ゴール4アシストを記録している。アーセナルもピノを狙っており、4000万ポンド以上で獲得できるようだ。

ペッレグリーニは26歳と若手ではないが、即戦力としてチームに貢献できる。司令塔タイプで、2列目でも中盤深い位置でもプレイ可能だ。正確なパスが武器で、昨季は28試合で9ゴール5アシストを記録した。

英『The Telegraph』ではマウントの今季の不調を疑問視しており、現在トルコのベシクタシュでプレイするMFデル・アリのようになるのではないかと主張している。アリは10代の頃にスーパースターとしてトッテナムで活躍していたが、ピークが過ぎてしまい、まだ26歳と若い選手だが5大リーグ外にフェードアウトしてしまった。マウントが不調を乗り切れれば問題なく、ウルブズ戦では2アシストとその指摘が無意味であることを証明したが、実際のところどうなのか。

昨季はリーグ戦で11ゴール10アシストと二桁得点二桁アシストを記録したマウント。しかし今季は未だ2アシストのみであり、ここから巻き返すことはできるのだろうか。

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