シティ戦でもD・ヌニェスのゴールは見られるか 開幕戦以来となる得点で復調傾向にあるリヴァプールの新エース

同点ゴールを決めたヌニェス photo/Getty Images

アーセナル戦で今季2ゴール目

プレミアリーグ第10節でアーセナルに2-3と敗れたリヴァプール。早くも2敗目を喫し、次節はマンチェスター・シティとの大一番を控えるチームだが、最前線のストライカーが再び復調しているかもしれない。

その男が今季ベンフィカから加入したダルウィン・ヌニェスだ。アーセナル戦で34分にルイス・ディアスの折り返しを詰めて、開幕戦以来となる今季プレミアリーグ2ゴール目を記録。シティとの一戦に向けて自身にとっては大きなゴールになっただろう。

今季はサディオ・マネに代わる新たなFWとして加入したヌニェス。開幕前のプレシーズンでも結果を残し、シティと対戦したコミュニティーシールドでも得点を決めるなど、最高な状態でシーズン開幕を迎える。すると、開幕戦のフラム戦では2-2のドローに引き分けるものの1得点1アシストと、ここまでは非常に良い流れだった。

しかし、この好調ぶりを自ら止めてしまう。第2節クリスタルパレスでの愚行により、レッドカードで3試合の出場停止を課されてしまったヌニェス。公式戦をこなしてチームにフィットしていきたい序盤でいきなり3試合も出られなくなってしまうのは、少なからずコンディション面にも影響を及ぼす。それからプレミアリーグで2試合、UEFAチャンピオンズリーグで3試合に出場するもゴールは奪えず。

しかしそんな中でも[4-2-3-1]にシステムを変更したことで、ヌニェスはポテンシャルを遺憾なく発揮。偽9番ではなくストライカーとしての役割に専念させることで、CL第3節のレンジャーズ戦では決定機を多く作る。アーセナル戦でついに開幕戦以来となるゴールを決め、コンディションも上がってきている。連係面やパフォーマンスを向上させ、さらなる得点量産に期待だ。

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