45分間右SBで堅さ見せたジョー・ゴメス 攻撃性を高めて自らの価値を上げていく

右SBで出場したゴメス photo/Getty Images

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後半から出場した

リヴァプールはプレミアリーグ第10節でアーセナルと対戦して2-3で敗戦した。この試合で後半から出場して守備で安定感を見せた男がジョー・ゴメスである。

トレント・アレクサンダー・アーノルドが前半に負傷して途中出場となったゴメス。前半から右サイドから2失点を喫していたリヴァプールは、ケガが起因ではあるものの、守備のポテンシャルが高いゴメスを配置することで安定化させる。

持ち前のフィジカルの強さが光ったゴメスは、この試合で4回のデュエル数で、勝利数は「4」と全勝。タックルも4つ成功させるなど、45分間の出場で右サイドの強度を上げるなど、存在感を見せた(データは『SofaScore』より)。
課題としてはやはり攻撃の部分だろう。攻撃での活躍を見せることはできず、ウイングのディオゴ・ジョタとサイドバックのコスタス・ツィミカスの左での攻撃の比重は高くなり、前半のように右サイドを起点とする形は少なかった。

トレント・アレクサンダー・アーノルドのケガの状態は未発表のままだが、彼が離脱となればゴメスにもチャンスが回ってくる。本職ではないため攻撃面には、より今後の成長に期待したいところだ。

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