500万ユーロで獲ったMFは“8000万ユーロ”の市場価値に 現若手MFトップ5に入るスーパースター誕生

レアルで様々な役割をこなすバルベルデ photo/Getty Images

ペドリらとともに大絶賛される

ここまで万能な選手とはレアル・マドリード側も想像していなかったかもしれない。中盤はもちろん、右のウイングでも躍動するMFフェデリコ・バルベルデの評価が上がり続けている。

左のヴィニシウス・ジュニオールに比べれば、派手な技を持つ選手ではない。しかしバルベルデには抜群の運動量と縦への推進力があり、今季はここまでリーグ戦で3ゴールを記録するなどウイングの役割に適応している。

昨季はリーグ戦31試合に出場して0ゴール、2020-21シーズンはキャリアハイとなる24試合で3ゴールの成績を残しているが、今季はすでにその数字に並んだことになる。

バルベルデは2016年にウルグアイの名門ペニャロールから500万ユーロで合流した選手だが、今では市場価値が8000万ユーロまで上昇している。

レアル専門サイト『The Real Champs』はドルトムントのMFジュード・ベリンガム、バルセロナのペドリ、マンチェスター・シティのフィル・フォーデン、チームメイトのエドゥアルド・カマヴィンガと並び、バルベルデを現世界TOP5に入る若手MFと絶賛している。

バルベルデとレアルの契約は2027年までとなっており、今後もレアルを引っ張り続けてくれることだろう。トニ・クロースやルカ・モドリッチといったベテランがチームを去る頃には、バルベルデをインサイドハーフで起用するプランも出てくるはずだ。献身性、推進力などチームに与える影響は大きい。若手有望株だったバルベルデを当時500万ユーロで獲得したのは大正解だった。

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