23歳で“5つ目”のリーグへ アヤックスが生んだオランダ金の卵が今どこにいるかご存知か

バレンシアへ向かったクライファート photo/Getty Images

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オランダ代表デビューも早かったが……

アヤックスで期待の若手としてブレイクしながら、その後各リーグを転々とするキャリアとなっているのがオランダ人FWジャスティン・クライファート(23)だ。

元オランダ代表FWパトリック・クライファートの息子としても注目されてきたアタッカーは、10代の頃からアヤックスで活躍。2018年にはイタリア・ローマへステップアップを果たしたが、セリエAでは結果を残せなかった。

そこからはドイツのライプツィヒ、フランスのニース、そして今季はスペインのバレンシアへとレンタル移籍。23歳の若さでエールディヴィジ、セリエA、ブンデスリーガ、リーグ・アン、リーガ・エスパニョーラと5つ目のリーグで戦うことになった。
各リーグの環境や文化、言語など適応に苦労するところはあるはずだが、本人もこのまま終わるわけにはいかないだろう。オランダ代表でも2018年にデビューしているが、それ以降は招集もないまま2試合しか出場できていない。今年のワールドカップメンバー入りも厳しいだろう。どこかで結果を残し、改めて才能を証明したい。

バレンシアでは、9日に行われたオサスナ戦で移籍後初ゴールを記録。ジェンナーロ・ガットゥーゾ率いるバレンシアはここまで4勝1分3敗で7位とまずまずの位置につけている。昨季9位、2020-21シーズンは13位、2019-20シーズンは9位と、4位に入った2018-19シーズン以降は中位を彷徨う成績が続いている。今季は欧州カップ戦出場権を掴みたい。

クライファートはその戦力となれるのか。序盤で得点を決められただけに、この勢いを継続したいところだ。

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