ミランファンの前で古巣チェルシーとのリベンジマッチを迎えるトモリ 維持したいユーヴェ撃破の流れ

ユーヴェ戦で先制ゴールを決めたトモリ photo/Getty Images

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ここで負けると決勝トーナメント進出は怪しくなる

12日にチャンピオンズリーグのホーム・チェルシー戦に臨むミラン。6日に行われたアウェイ・チェルシー戦では3-0の完敗を喫しており、守備の中心を担うDFフィカヨ・トモリはサン・シーロでのリベンジを誓っている。
 
前回のチェルシー戦はかつて自身が在籍していた古巣との対戦となったトモリ。久々のスタンフォード・ブリッジでのプレイとなったが、2ゴール目の場面でFWピエール・エメリク・オバメヤンを捕まえきれないなど、少なからず失点に関与してしまっていた。
 
ところが、そんな流れで迎えた9日のセリエA第9節ユヴェントス戦はミランが2-0で勝利。この試合のトモリはチームのクリーンシート達成に貢献しただけでなく、コーナーキックの流れから先制ゴールを決め、チェルシー戦の鬱憤を晴らしていた。
 
英『Daily Mail』によれば、トモリはユヴェントス戦からの良い流れを維持したまま今回のホーム・チェルシー戦に臨みたいと考えている模様。リベンジマッチに向けてこのように意気込みを語っている。
 
「(前回のチェルシー戦は)いつものミランではなかったし、いつもの僕自身でもなかった。でもユヴェントスとの試合があったのは良いことだ。(チェルシー戦から)修正するチャンスがあったし、良いパフォーマンスを見せて勝つこともできた」
 
「あれから1週間が経った今、ファンの前でこの前のチェルシー戦の雪辱を晴らすチャンスがある。そして願わくば、良いパフォーマンスを発揮して結果を出したい」
 
「サッカーではそういった過ちを取り返すチャンスはめったにない。だけど、チームとしても個人としても、もう一度この状況を打破するチャンスがある」
 
「そして、自分たちがもっと優れていることを証明するチャンスも僕たちや僕個人にはある。それ以上のモチベーションが必要だったわけではないけど、勝つためのモチベーションは先週からさらに上がっている。とりわけ自分たちのファンの前でプレイできるからね」
 
9日のユヴェントス戦ではDFテオ・エルナンデスが戦線復帰を果たした他、MFトンマーゾ・ポベガのトップ下やMFブラヒム・ディアスの右WG起用がハマり、スタメンに抜擢されたDFマッテオ・ガッビアも一定のパフォーマンスを見せた。戦術的にもメンタル的にもミランがチェルシーにリベンジを果たすための条件は揃っているはずだ。

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