マルティネッリの流出回避を目論むアーセナル 給与額はジェズス、パルティに並ぶクラブ最高レベルに?

リヴァプール戦で先制弾を決めたマルティネッリ photo/Getty Images

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今季は開幕からフル稼働中

先日行われたリヴァプール戦で1ゴール1アシストの活躍を見せたアーセナルの21歳FWガブリエウ・マルティネッリ。アーセナルは彼の流出を避けるべく、契約延長交渉に乗り出しているようだ。
 
先日のリヴァプール戦では試合開始1分で先制ゴールを決め、後半の序盤にはFWブカヨ・サカのゴールをアシストするなど大車輪の活躍を見せたマルティネッリ。今季はMFエミール・スミス・ロウのコンディションがなかなか整わないこともあり、左ウイングのポジションをほぼ独占。ここまでのリーグ戦9試合とヨーロッパリーグ2試合、全てで先発出場を果たしている。
  
さらに今季はハイペースで結果も残しており、すでにリーグ戦4ゴール2アシストを記録。このペースでいけば昨季の6ゴール6アシストを超えることは間違いないだろう。
 
英『Daily Mail』によれば、マルティネッリとアーセナルの契約は期間延長オプション付きの2024年までとなっているものの、彼の素晴らしいパフォーマンスに報いる必要があるとクラブ側は考えており、新たに長期契約を結ぶことを優先しているという。この契約更新を行うにはマルティネッリにクラブ最高レベルの給与を提示する必要があるようで、FWガブリエウ・ジェズスやMFトーマス・パルティの週給20万ポンド以上(約3200万円以上)に並ぶ、もしくは近い金額を提示することが求められるようだ。
 
マルティネッリの給与は現在週給7万ポンド(約1100万円)程度のようで、3倍近い賃金の上昇が見込まれている。また、アーセナルはFWブカヨ・サカとも新契約を結ぶために交渉中であり、こちらの給与も週給20万ポンド(約3200万円)近くに上昇する見込みのようだ。
 
マルティネッリとサカはアーセナルの未来を担う存在であり、この2人の契約延長を優先して行うというクラブの判断は至極真っ当だろう。何事もなく話をまとめることができるか。

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