CL決勝T進出が非常に厳しくなったユヴェントス アッレグリ監督の退任はクラブ会長&本人共に認めず

辞任は考えていないアッレグリ監督 photo/Getty Images

勝てない今季のユヴェントス

12日に行われたチャンピオンズリーグのアウェイ、マッカビ・ハイファ戦で2-0の敗戦を喫したユヴェントス。少なくともこの結果がマッシミリアーノ・アッレグリ監督の解任に繋がるということはないようだ。
 
今季はリーグ戦9試合を終えて未だ3勝しかあげることのできていないユヴェントス。第7節では昇格組のモンツァにセリエA初白星を献上するなど格下相手に取りこぼす試合も目立ち、アッレグリ監督の解任が囁かれていた。
 
そのような状態で迎えたアウェイのCLマッカビ・ハイファ戦。前半のうちに2点を失う試合展開となり、後半に入ってからも追い上げることが出来ずそのまま敗戦。これでCLグループステージの成績は1勝3敗の勝ち点3となり、決勝トーナメント進出がかなり難しい状況となった。
 
伊『Sky Sport』によれば、試合後にクラブの会長を務めるアンドレア・アニェッリ会長がアッレグリ監督の進退について言及。このようなコメントを残している。
 
「非常に腹立たしく、恥ずかしく思うが、個人のせいではない。集団の問題だからタックルで勝てないのは監督の責任とは言えない」
 
「アッレグリはユーヴェの監督であり、彼は留まるだろう。年末に精査することになる」
 
また、アッレグリ監督本人もコメントを残しており、辞任する意向がないことを明らかにしている。
 
「辞任を考えたことはあるか? 決してないよ。挑戦が難しくなればなるほどそれは美しいものになる」
 
ユーヴェが挑む次の試合は16日に行われるトリノとのダービーマッチ。選手やスタッフ、ファンが抱えているストレスを少しでも和らげるために、この試合は絶対に落とすことができないだろう。

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