「2部レベルのDFだ」 昨季までアシスト量産だったアーノルドはワールドクラスのSBなのか

厳しいシーズンとなっているアーノルド photo/Getty Images

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守備の不安が指摘される

2018-19シーズンはプレミアリーグで12アシスト、2019-20シーズンは13アシスト、昨季も12アシストを記録するなど、一気に世界的な右サイドバックと認められるようになったリヴァプールDFトレント・アレクサンダー・アーノルド。

左のアンドリュー・ロバートソンとともに世界最高のサイドバックコンビなんて見方もあったが、今季は評価を落とすシーズンになっている。

チーム全体が苦戦していることもあるが、ここにきて守備の脆さが指摘される機会が増えてきた。昨季までは攻撃こそが最大の武器といったところもあったが、今季はチーム全体で前線からのプレスが思うように機能しない場面が目につく。
9日のアーセナル戦では開始1分でFWガブリエウ・マルティネッリに裏のスペースを突かれ、早々に先制を許してしまうシーンがあった。右サイドのブカヨ・サカから簡単にサイドを変えられてしまったところにも問題があるが、アーノルドの対応もまずかったか。

英『Daily Star』がSNS上での反応をまとめているが、「トレントは何をやっているんだ?」、「59秒でトレントのサイドから失点するとは」、「2部レベルのDFだ」など、サポーターから厳しい意見が飛んでいる。

イングランド代表でも守備の部分が問題となっており、リース・ジェイムズやカイル・ウォーカーに比べると不安が大きい。

リヴァプールでは昨季までフィルジル・ファン・ダイクやジョエル・マティプらセンターバックが裏のスペースをケアしてくれていたが、今季はそこも機能しないまま失点が増えている。

アーノルドをこのまま右サイドバックとして信用していくべきなのか。今季序盤戦でサポーターの評価はかなり変わってきているはずだ。チャンスメイク力は申し分ないが、活かし方が難しいサイドバックとなってきている。

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