冨安の完全復活が大きいと絶賛 アーセナルに“Newフェイマス・フォー”爆誕なるか

冨安のおかげでオプションが増える photo/Getty Images

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アーセナル守備陣に広がる無限の可能性

1990年代のアーセナルには、フェイマス・フォーと呼ばれた伝説の最終ラインがあった。ナイジェル・ウィンターバーン、トニー・アダムス、マーティン・キーオン、リー・ディクソンの4枚は強固な守備を築き、その前にエマニュエル・プティ、パトリック・ヴィエラといった戦えるセントラルMFが入っていた。

まだ当時のチームと比較するのは難しいが、今のアーセナルが抱えるDF陣もかなり魅力的だ。Newフェイマス・フォー誕生となるだろうか。

英『Express』が大きな収穫に挙げたのは、日本代表DF冨安健洋が怪我から復帰して100%のパフォーマンスを発揮できるようになったことだ。実力はもちろん、冨安は複数ポジションをこなせる。
これは右サイドバックに入るベン・ホワイトも同じで、冨安とホワイトはセンターバックこそ本職だ。同メディアはここ最近センターバックに入っているガブリエウ・マガリャンイスにミスが見られると指摘しており、シーズンの中でマガリャンイスを休ませるタイミングも必要になるだろう。

そこで冨安、あるいはホワイトをセンターバックに回せる。左サイドバックにはキーラン・ティアニーもおり、ここのローテーションはかなり融通が利く。

レンタルから復帰したウィリアム・サリバも不動のセンターバックとなっており、Newフェイマス・フォーへのポテンシャルは十分ではないだろうか。

ここまでリーグ戦で3つしかクリーンシートがないのは気にかかるが、今の若手DFたちには伸びしろがある。冨安の完全復帰も大きな戦力アップとなるはずで、現プレミア最高の最終ラインを完成させるのも不可能ではない。

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