“アーセナル第3のストライカー”に今季出番は訪れるか ボデ/グリムト戦でベンチ入りを果たした19歳FWエドワーズ

下部組織出身のストライカーとして期待されているエドワーズ photo/Getty Images

計算の立つCFがジェズスとエンケティアくらいとなっている今季のアーセナル

14日に行われたヨーロッパリーグのボデ/グリムト戦では、苦戦しながらも0-1の勝利を飾ったアーセナル。出番が訪れることはなかったが、この試合では19歳のFWケイヨン・エドワーズが初めてトップチームでのベンチ入りを果たしている。
 
チームのトップスコアラーであるFWガブリエウ・ジェズスは10日のリヴァプール戦で相手選手と衝突しており、その後の状態が懸念されていた。ノルウェーの地で行われた今回のボデ/グリムト戦ではメンバー外となり、代わりにエドワーズが登録メンバーに名を連ねた。
 
エドワーズは5月にアーセナルとプロ契約を交わしたばかりのアカデミー出身ストライカー。クラブの公式HPによれば、昨季の彼はU-18チームのトップスコアラーであり、アカデミーリーグで20試合18ゴールを記録。「ハードワーカーでありながら、燃えるようなスピードを持つ天性のゴールスコアラー」と紹介されている。
 
今季の出場試合数はU-21チームでの4試合に留まっているが、そこではすでに2ゴールを記録。英『Football London』によれば、エドワーズは負傷により4試合を欠場していたようで、今月8日のU-21トッテナム戦が復帰戦となっていたようだ。
 
アーセナルのストライカーと言えば、ジェズス、エンケティア以外にも21歳のFWフォラリン・バログンがいるが、彼は現在スタッド・ランスにローン移籍中。リーグ・アンで10試合6ゴールと早速結果を残している。
 
エドワーズとしては、そのバログンがアーセナルに戻ってくるまでにトップチームデビューを果たしておきたいところ。ジェズスとエンケティアの壁は高いが、今回のようにこの2人のどちらかがアクシデントに見舞われれば、再びメンバー入りを果たす機会が訪れるかもしれない。

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