CLアヤックス戦で決めた左足フィニッシュが凄い 3戦4発と躍動のラスパドーリこそアズーリNewエース

ナポリで活躍するラスパドーリ photo/Getty Images

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絶好調のナポリで輝き放つ

4年後こそワールドカップ出場へ、イタリアの新エースとなるのか。今夏にナポリへレンタル移籍したイタリア代表FWジャコモ・ラスパドーリが躍動している。

ナポリはルチアーノ・スパレッティの下で魅惑のアタッキングフットボールを披露しており、チャンピオンズリーグでもグループステージ4連勝を達成。それも4試合で17ゴールと攻撃面が圧倒的で、面白いようにパスが繋がる。

その環境はストライカーにとって理想的なものだろう。センターフォワードの位置に入るラスパドーリにも次々とチャンスボールが届けられ、ここまでラスパドーリはチャンピオンズリーグで4ゴールを奪っている。
ナポリは先日グループステージ第4節でアヤックスを4-2のスコアで撃破したが、ラスパドーリはそこでも得点を記録。左サイドからパスを受けると、軽くコースをずらして左足で強烈なシュートを叩き込んだ。スペイン『as』はこの一撃を「とんでもないクオリティのフィニッシュ」と絶賛している。相手DFのタイミングを外すタッチ、ゴール上隅に叩き込むシュート精度と、ストライカーの手本といえる一撃だった。

チームにはナイジェリア代表の大型FWヴィクター・オシムヘンも構えており、アヤックス戦ではオシムヘンも相手のミスを突いてゴールを奪っている。ラスパドーリにとっては強烈なライバルとなるが、こうした競争を勝ち抜くことがアズーリの新エースへの条件だ。

ウェストハムでは同じイタリア代表のFWジャンルカ・スカマッカも結果を出し始めている。ラスパドーリとスカマッカのコンビはアズーリの未来と言えるはずで、今季新天地でどこまで数字を伸ばせるか楽しみだ。

特にラスパドーリは所属するナポリが好調ということもあり、得点量産を狙うことも可能だ。目指すは思い切ってスクデットか。絶好調のクラブでイタリア代表のストライカーが躍動していることはアズーリにとってもプラスになるはずだ。

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