アルナウトビッチのマンU行き破談は本人の意志 代理人が今夏の舞台裏を明かす

マンU行きを断っていたようだ photo/Getty Images

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現在セリエA得点ランキング首位に位置しているアルナウトビッチ

今夏にマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が噂されていたボローニャのオーストリア代表FWマルコ・アルナウトビッチ。結局この話は実現に至らなかったが、その裏事情を彼の代理人が明かしている。
 
FWエディンソン・カバーニが契約満了で退団し、FWクリスティアーノ・ロナウドにも移籍の噂があった今夏のマンU。比較的安価で獲得可能なセンターフォワードとして、アルナウトビッチの名前が獲得候補にあがっていた。
 
しかし、マンUのファンは彼の素行の悪さなどを理由に獲得に否定的であり、反発の声があがった。このような流れもあって結局アルナウトビッチは今季もボローニャに残留し、マンUも新たなCFを獲得しないまま夏の移籍市場閉幕を迎えた。
 
ところが、マンUはファンからの反発があった後もアルナウトビッチの獲得から身を引いていなかった模様。この話を終わらせたのはアルナウトビッチ本人だったようで、彼の代理人であるティツィアーノ・パスクアリ氏が、伊『Gianluca di Marzio』でこのように明かしている。
 
「ユヴェントスとマンチェスター・ユナイテッドが名乗りをあげていたんだ。イギリス側からは書面による提案を受けた。彼らのファンからは否定的な意見もあがっていたが交渉は続いた。しかし、最終的にそれを長引かせないことやボローニャに残ることをマルコが選んだ」
 
今季はここまでのリーグ戦9試合ですでに6ゴールを決めるなどボローニャで好スタートを切っているアルナウトビッチ。マンUに移籍していてもそれなりにチャンスはあったかもしれないが、今のところボローニャに残留するという彼の決断は正解だったと言えそうだ。

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