ヴィニシウスVSデンベレはどちらが上だ クラシコで注目集めるウイングバトル

レアルのサイドを支配するヴィニシウス photo/Getty Images

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注目の頂上決戦が迫る

16日、リーガ・エスパニョーラ第9節でクラシコが行われる。両チームは互いに7勝1分の勝ち点22に並んでおり、ハイレベルな戦いが期待される。特にバルセロナの方はFWロベルト・レヴァンドフスキ、ハフィーニャ、DFジュール・クンデなど夏に新戦力を複数加えているため、昨季のクラシコとは顔ぶれが違う。ここも楽しみなポイントだ。

その中で米『ESPN』がキーマンに挙げたのは、攻撃のカギを握るウイング対決だ。レアルはヴィニシウス・ジュニオール、バルセロナはウスマン・デンベレだ。

ヴィニシウスはここまでリーグ戦で5ゴールを記録し、ドリブルの方もここまでリーグ1位となる25回成功させている。すっかりワールドクラスのアタッカーとなり、左サイドからのヴィニシウスの崩しは現レアルの生命線だ。
一方のデンベレはリーガで2番目に多い20回のチャンスメイクを記録している。ただ、ここまでアシストは2つとなっており、昨季後半に比べるとアシストのペースが鈍い。

バルセロナはリーグ戦直近2試合の結果がマジョルカ(1-0)、セルタ(1-0)とどちらも1点だけ奪っての勝利となっており、前線のネームバリューに比べると少々地味な結果ではある。

昨季のデンベレは21試合しか出場していないにも関わらず、リーグトップとなる13アシストを記録した。デンベレとレヴァンドフスキのホットライン完成がバルセロナの希望で、このコンビでもう少しゴールを増やしていきたいところ。レヴァンドフスキが得点王、デンベレがアシスト王という構図がバルササポーターの理想だろう。

果たしてクラシコで輝きを放つのはどちらか。サイドの攻防は1つのカギとなるだろう。

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