シャビが恐れていたCLインテル戦3失点目の形 ハーフタイムに放った言葉がSNSで拡散中

オナナのロングボールが危険だと感じていたシャビ監督 photo/Getty Images

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シーソーゲームとなった13日のインテル戦

13日、チャンピオンズリーグのインテル戦を3-3のドローで終えたバルセロナ。シャビ・エルナンデス監督はインテルのGKアンドレ・オナナのロングボールに気をつけるよう選手たちに話していたようだ。
 
この試合はFWウスマン・デンベレのゴールによってバルサが先制に成功したものの、後半に入ってからインテルに2ゴールを奪われ逆転を許してしまう。82分にFWロベルト・レヴァンドフスキの同点ゴールでスコアを振り出しに戻したが、89分に再度インテルに勝ち越される展開となった。
 
このインテルの3ゴール目はオナナのパントキックがカウンターの起点となっている。右サイドでオナナからのロングボールを収めたFWラウタロ・マルティネスが相手を引きつけてから逆サイドにスルーパスを出し、駆け上がってきたDFロビン・ゴセンスがダイレクトでこれを決めた。
 
バルサを指揮するシャビ監督は、1-0のリードで迎えたハーフタイム中にオナナのロングボールに気をつけるよう選手たちに呼びかけていたようで、このシーンがSNS上で拡散されている。英『Daily Mail』によれば、シャビ監督はこのように話していたようだ。
 
「オナナがボールを持ったら、みんな戻って動物のように守備をしなければならない。それは起こりうることだ。オナナはボールを持ったらロングボールを蹴ってくる。もうすでに一回やられているが、君たちはウイングの位置に留まっていた。なんてことだ。戻ってきて守ってくれ…… 戻るんだ!」
 
オナナ、L・マルティネス、ゴセンスの3人のプレイが見事だったことは間違いないが、オナナがボールをキャッチした時点でバルサの選手たちがシャビ監督の言葉を少しでも思い出せていたら、もしかするとこの失点は防ぐことができたのかもしれない。
 
バルサは後半アディショナルタイムのレヴァンドフスキのゴールでなんとか同点に追いついているが、勝ちきれなかったことによりCLの決勝トーナメント進出が絶望的となっている。16日に予定されているレアル・マドリードとの一戦、エル・クラシコでは今回の教訓を少しでも活かしたいところだ。

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