シティに今季初黒星を付ける一撃 ゴール前で持ち味を発揮するサラーが大一番で輝く

先制点のサラー photo/Getty Images

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アリソンのパスから抜け出す

リヴァプールはプレミアリーグ第11節でマンチェスター・シティと対戦。1-0で勝利してリーグ戦4試合ぶりの勝利を果たした。決勝ゴールを決めたのは、チームのエース、モハメド・サラーだった。

最前線で先発したサラーは、シティの最終ラインの裏を積極的に狙っていく。特にオープンな展開となった後半には、サラーが2度の決定機。50分にはハーヴェイ・エリオットとロベルト・フィルミーノのパス交換から背後を取ったサラーがエデルソンとの1対1を迎える。サラーのシュートは弾かれてポスト左に外れてしまう。

決定機を外したサラーだったが、76分に2度目の決定機。シティのFKをアリソンがキャッチすると、すかさず敵の裏を狙うサラーをめがけてパンとキックを送る。ジョアン・カンセロと入れ替わったサラーがそのままボックス付近まで独走し、2度目の決定機を決め切った。
今季はサイドハーフでも起用されるものの、ワイドでのプレイはゴールから遠のき、持ち味の得点力を発揮できなかった。それでもUEFAチャンピオンズリーグの第4節レンジャーズ戦では1トップに入り、途中出場からわずか6分でハットトリックを決めた。最前線でゴールの近くでプレイすることで、昨季のプレミアリーグ得点王の持ち味を見せられるのだ。今季3得点目を決めたエースはここから量産体制に入る。

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