バルセロナが2節以来の失点・リーグ戦今季初の複数失点でレアルに敗れる 白い巨人は差を見せつけラ・リーガ首位浮上

2点目を挙げたフェデリコ・バルベルデ photo/Getty images

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レアルは重要な一戦を制した

22-23シーズンのラ・リーガ第9節最注目はレアル・マドリード対バルセロナのエル・クラシコだ。昨季はレアルがリーグ制覇、CL優勝と栄光を掴んだが、今季のバルセロナは夏に大型補強を行い、最大のライバル撃破を目指す。

ボールを握ったのはバルセロナだが、主導権を握ったのはレアルだ。バルセロナが62%(前半終了時)とボールを支配するがレアルの堅守を崩せずにいると、12分カウンターからカリム・ベンゼマが先制点を挙げる。

その後もボールを持つバルサ、構えるレアルという構図になり、徐々にバルセロナが攻撃で良さを見せ始める。25分にはペドリが相手を引き付けて侵入し、右サイドからハフィーニャがクロスを供給。ゴール前でロベルト・レヴァンドフスキが触ればゴールというシーンはあったが、間一髪でレアルがクリアに成功する。
徐々にバルセロナが攻撃面で躍動するようになり同点弾ゲットの可能性を感じられるようになったが、次にゴールネットを揺らしたのはレアルだった。ヴィニシウス・ジュニオールが前線で時間を作り、最後はフェデリコ・バルベルデがペナルティエリア手前の中央から右足を振り抜く。ゴールは左に吸い込まれ、レアルが2-0とする。バルベルデはこれでリーグ戦4ゴール目。昨季はゼロゴールだっただけに今季は得点力の向上が見て取れる。

後半はバルセロナがガビやアンス・ファティ、フェラン・トーレスと攻撃的な駒を投入し、83分ようやくそのトーレスのゴールで1点返すも、差は大きく終盤にPKもあって3-1で今季初のエル・クラシコはレアルの勝利となった。バルセロナは今夏大型補強を行ったが、まだレアルとの差は大きく、これからこの差を埋めていくことになるだろう。

レアル・マドリード 3-1 バルセロナ

[得点者]
12分 カリム・ベンゼマ(レアル・マドリード)
35分 フェデリコ・バルベルデ(レアル・マドリード)
83分 フェラン・トーレス(バルセロナ)
91分 ロドリゴ(レアル・マドリード)

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