期待の若手と言われたMFも“26歳” 今季もレアルで167分しか出番なき司令塔の未来

レアルに所属するセバージョス photo/Getty Images

レアル移籍後は出番が増えず

レアル・ベティスで躍動していた頃は期待の若手として注目度も高かったが、レアル・マドリードに所属するMFダニ・セバージョスももう26歳を迎えた。中堅世代となったわけだが、レアルに加入した2017年からは100点満点のキャリアとは言い難いだろう。

アーセナルにレンタル移籍していた期間は良かったが、レアルでは思うように出番を増やせていない。それは今季も変わらず、ここまでリーグ戦での出番は167分間だけだ。2日のオサスナ戦では先発を任されるなど指揮官カルロ・アンチェロッティも一定の信頼は置いているようだが、不運なことにセバージョスは怪我を負ってしまった。

スペイン『as』はセバージョスがワールドカップ・カタール大会までにもう一度プレイすることを望んでいると伝えているが、スペイン代表入りは厳しいだろう。レアルへ移籍してからは出番が限られていたこともあり、スペイン代表には2020年を最後に招集されていない。今ではペドリやガビといった後輩に抜かれてしまった。

レアルではリーグ戦1000分以上プレイできたシーズンが2018‐19シーズンの1度しかない。同メディアは古巣のベティスがセバージョス再獲得への動きを見せていると伝えており、レアルでのプレイ継続は現実的ではないか。

スペイン人選手らしくテクニックのレベルは高く、それこそデビュー当初はペドリやガビに近いインパクトもあった。レアルにトニ・クロース、ルカ・モドリッチと大きすぎる壁が存在したことも不運だったかもしれないが、やや伸び悩んだ印象もある。

果たして20代後半よりセバージョスはどこで活躍するのか。主力としてプレイしてほしい選手で、古巣ベティス復帰も悪くない選択肢だろう。

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