「ユナイテッドではなく、C・ロナウドに負けた」とコンテ監督 トッテナムは昨季と同じ轍を踏まずに済むか

ハットトリックを達成したトッテナム戦のロナウド photo/Getty Images

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上位対決となる今回のマンU戦

20日、マンチェスター・ユナイテッドとの一戦に臨むトッテナム。チームを率いるアントニオ・コンテ監督は前回のマンUとの対戦を振り返っており、FWクリスティアーノ・ロナウドの危険性について言及した。
 
1日に行われたアーセナルとのノース・ロンドン・ダービーは落としてしまったものの、リーグ戦ではそれ以外の試合で黒星を喫していない今季のトッテナム。2位のマンチェスター・シティとは勝ち点23で並んでおり、勝ち点27で首位に立つアーセナルの後を追っている。
 
トッテナムはこの勢いに乗って5位マンUも撃破したいところだが、昨季に行われた3月のマンU戦では3-2の敗戦を喫していた。英『The Athletic』によれば、コンテ監督はこの試合でロナウドにハットトリックを許したことについて触れている。
 
「もちろん負けた時は、その負けを活かして何かを学ぶ必要がある。同じ過ちを繰り返さないために」
 
「昨季のクリスティアーノ・ロナウドは本当に決定的だった。我々はユナイテッドに負けたのではなく、クリスティアーノ・ロナウドに負けたんだ。彼は3つのゴールを生み出した。それらは素晴らしいゴールだったが、試合前は彼が先発メンバーに入るかどうか分からなかったのを覚えている」
 
「それでも彼はプレイしたし、3つのゴールを決めた」
 
今季のロナウドはなかなか調子が上がっておらず、ここまでに記録したゴールもリーグ戦ではエヴァートン戦の1ゴールのみ。それでも散発的には良いプレイを見せており、油断すればサッカー史に残る偉大なストライカーに復調のきっかけを掴ませかねない。コンテ監督は昨季の二の舞とならないよう、最大限の注意を払うつもりだろう。

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