マンチェスター・シティでの「夢のデビュー」 なでしこジャパンの司令塔は新天地初陣で初ゴールと高評価

移籍後初ゴールを決めた長谷川(左) photo/Getty Images

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今季初勝利に貢献

イングランドで輝きを放つ日本代表MFが新たな歴史を刻んだ。そのプレイヤーが今季ウェストハムからマンチェスター・シティへと電撃移籍を果たした長谷川唯である。

ケガのため開幕からの2試合を欠場していた彼女だが、FA女子スーパーリーグの第4節レスター戦で[4-1-2-3]のアンカーで先発出場を遂げる。オフザボールの動き出しや守備でもボール奪取を果敢に行うなど、中盤の底でチームを支えた長谷川は、3点差で迎えた88分にはデビュー戦で移籍後得点も記録。4-0と勝利し、開幕連敗スタートだったクラブの今季初勝利に貢献した。

そんな長谷川のパフォーマンスにクラブ公式でも「夢のデビューを飾った」と特集。ガレス・テイラー監督も「ユイは素晴らしいデビュー戦だった」と称賛し、「彼女は試合中にも成長し、自身の能力を見せ付けた。ゴールはそのボーナスだ」と長谷川のプレイぶりを振り返った。
長谷川は日テレ・2020年途中に東京ヴェルディベレーザからミランへと移籍。自身初の海外挑戦で注目を浴びるも、シーズン終了後にはウェストハムに渡り、今シーズンからはシティへと加入した。なでしこジャパンでも中盤で司令塔としての役割を全うする長谷川は、シティでも自身の能力を遺憾なく発揮して結果まで残して見せた。「夢のデビュー」を飾ったシティでの挑戦は始まったばかりだ。

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