リヴァプールが再びベンフィカの優秀な若手にロックオン 移籍金は“ヌニェス越え”の約176億円

ベンフィカでプレイするフロレンティーノ・ルイス photo/Getty images

中盤の世代交代を進められる

今夏の移籍市場でベンフィカからFWダルウィン・ヌニェスを獲得したリヴァプール。移籍金は7500万ユーロで、そこにボーナスが付けば総額1億ユーロとなる。レッドカードで退場してしまうなど粗削りな部分はあるが、ポテンシャルを感じさせる場面は多々あり、今後に期待できるストライカーである。

リヴァプールはヌニェスで好感触を得たのか、ベンフィカからさらに逸材を獲得するようだ。それがMFフロレンティーノ・ルイスである。

ポルトガルメディア『O Jogo』によればリヴァプールはルイスの獲得を希望しており、ベンフィカが設定する契約解除条項を発動させる用意があるという。それが1億2000万ユーロ(日本円にして約176億円)とされている。

ベンフィカのユースで育ち、モナコやヘタフェへのローンを経てトップチームに戻ってきたルイス。今季は主力として活躍しており、リーグ戦では9試合で1アシストを記録している。

守備的MFとしてベンフィカでは起用されており、同じくリヴァプールが興味を寄せるエンソ・フェルナンデスと中盤でコンビを組むことが多い。中盤に強度の高さを提供できるボールハンターで、インターセプト数23回は同じくベンフィカのニコラス・オタメンディに次ぐリーグ2位の好成績だ。ボール奪取後も冷静なのが彼の強みであり、推進力のあるドリブルやパスで展開を進める。

リヴァプールはボルシア・ドルトムントのジュード・ベリンガム獲得を目指しているが、ライバルが多くターゲットを早くも変更したのかもしれない。ルイスは若くクオリティも備えている。世代交代を進めながら強度を保つことができ、高額ではあるが、理想の補強となるだろう(データは『SofaScore』より)。

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