2014W杯決勝でのミスが話題呼ぶが…… アルゼンチンの同僚メッシが称えるイグアインのキャリア

長くアルゼンチン代表でプレイしてきたメッシとイグアイン photo/Getty Images

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批判も受けてきたキャリアだった

今月3日、MLSのインテル・マイアミでプレイする元アルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインが今季限りでの現役引退を表明した。

イグアインは長くアルゼンチン代表でもプレイしたワールドクラスのストライカーだが、これまで厳しい批判を受けてきた選手でもある。

特に代表では、やはり2014年のワールドカップ・ブラジル大会でのシュートミスが話題になってしまった。ファイナルのドイツ戦、イグアインは相手のバックパスを拾ったところからGKと1対1のシーンを迎えたのだが、これを外してしまった。たらればにはなるが、あれを決めていればアルゼンチンが頂点に立った可能性もある。それほど重要なシーンだった。
さらに翌年のコパ・アメリカ2015では、PK戦までもつれ込んだ決勝のチリ戦でPK2人目を担当して失敗。アルゼンチンは優勝を逃すことになり、イグアインはどこかファイナルと相性が悪かった。

この失敗はアルゼンチン国内でも批判を浴びることになったが、スペイン『as』によれば長く一緒にプレイしたリオネル・メッシは改めてイグアインのキャリアが素晴らしいものだったと称えている。

「彼はメディアから厳しい評価を受けた。素晴らしいキャリアだったのにね。彼がやったことは非常に困難なことだ。世界最高のチームの1つでプレイし、常にトップパフォーマンスを発揮してゴールを決め、優勝も経験したんだ」

イグアインはレアル・マドリードでカリム・ベンゼマとレギュラーを争い、ユヴェントスやナポリでも活躍。そのキャリアはかなり派手なものだ。

代表でタイトルを獲得できなかったことが残念だったが、同国を代表するストライカーの1人だったのは間違いない。メッシ、アグエロ、イグアイン、テベスらが名を連ねるアルゼンチン代表が好きだったファンも多いはずで、一時代を築いたストライカーと言えそうだ。

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