またもイングランドで評価を上げる冨安健洋 アーセナルの“エースキラー”は欧州の舞台で攻守両面に躍動

冨安の評価はさらに上がる photo/Getty Images

ガクポを完封した

またも冨安健洋がイングランドで評価を上げている。UEFAヨーロッパリーグのグループステージ第2節でPSVと対戦したアーセナル。今試合で右サイドバックに入った冨安は攻守両面でチームに貢献した。

右サイドバックで先発した冨安は、エールディヴィジで10試合9ゴールと絶好調のコーディ・ガクポと対峙。冨安は持ち前のフィジカルと判断力の早さを武器にPSVのエースを完封する働きを見せる。76分にその役割をベン・ホワイトとバトンタッチするも、最後までゴールどころか決定機すら許さなかった。

さらに積極的な攻撃参加も見せ、再三クロスを供給すると、70分には冨安の折り返しにジャカがゴールネットを揺らして先制点。結局これが決勝ゴールとなり、アーセナルは貴重な勝点3を獲得し、冨安は攻撃でも大きく貢献する。

英『The SUN』ではPSV戦での彼の動きを「ディフェンス面で(冨安が)困った様子は見せなかった」とパフォーマンスを称賛。さらに右サイドハーフのブカヨ・サカとのコンビで「相手に大混乱を引き起こした」と伝えている。

プレミアリーグ第9節のリヴァプール戦でも、左サイドバックとしてモハメド・サラーを封じて高評価されていた冨安。オランダのトップスコアラーも封じる男はエースキラーとしてミケル・アルテタ監督に評価されているのだろう。攻撃面でも結果を残した冨安はアーセナルでさらに成長していく。

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