イタリアに名将が多すぎる アンチェロッティ、ピオリ、スパレッティら《指揮官TOP50》を支配する者たち

アンチェロッティの手腕は説明不要 photo/Getty Images

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個性豊かなイタリアの名将たち

現代のサッカー界で目立つのは、イタリア人監督の成功だ。国内のセリエAに留まらず、スペインやイングランドなどで成功を収めている人物も多い。さすがは戦術大国というべきか、英『FourFourTwo』が先日発表した『現世界最高の指揮官TOP50』にも多くのイタリア人監督が名を連ねている。

イタリア人監督のみをピックアップすると、49位にラツィオのマウリツィオ・サッリ、46位にフィオレンティーナのヴィンチェンツォ・イタリアーノ、41位にサッスオーロでの活躍もあってイングランドのブライトンに引き抜かれたロベルト・デ・ゼルビ、40位にインテルのシモーネ・インザーギ。

そこから飛んで27位にナポリのルチアーノ・スパレッティ、23位にアタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ、18位にイタリア代表監督ロベルト・マンチーニ、5位にミランのステファノ・ピオリ、4位にトッテナムのアントニオ・コンテ、2位にレアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティが選ばれている。

ピオリはミランにスクデットをもたらした photo/Getty Images

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1位はマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラとなっているが、アンチェロッティとはほぼ互角だろう。チャンピオンズリーグでの成功を考えればアンチェロッティが上と評価するサッカーファンもいるはずだ。

いずれにしてもイタリア人監督の成功は目立っており、トップ5に3人も入っているのは見事だ。中でもミランをスクデットへ導いたピオリは一気に評価を上げたところがあり、若手の才能を引き出しながら上手く攻守のバランスを取っている。

ナポリのスパレッティ、アタランタのガスペリーニは魅惑のアタッキングフットボールを披露しており、マンチーニも昨夏のEURO2020制覇は大きく評価されるべきだ。

イタリア代表に関しては、いつの日かマンチーニが去ったとしてもイタリア人監督が後任に就くだろう。それほど自国の指揮官は優秀で、監督レベルなら世界トップと言ってもいいはずだ。

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