“11試合2G9A”もまだエンジン全開ではない? 「ベストな状態には程遠い」とアシストマシーンにペップが言及

デ・ブライネはここから調子を上げるのか photo/Getty images

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ここから先があるというのか

マンチェスター・シティは22日にプレミアリーグでブライトンと対戦。前半だけでアーリング・ハーランドが2ゴールを決めると、後半にはケビン・デ・ブライネがダメ押しの3点目をゲット。ブライトンも後半にゴールを決めたが、プレミア王者の背中は遠く、3-1でシティが勝利している。

リヴァプールに敗れることになったが、今季もシティは強い。リーグではアーセナルを追走しており、当分は1位アーセナル、2位シティの構図で今季のプレミアは進んでいくはずだ。

シティの強みは圧倒的な攻撃力であり、現在11試合ですでに36ゴールを挙げている。プレミアではトップであり、ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘン(11試合で32ゴール)、リーグ・アンのパリ・サンジェルマン(12試合で32ゴール)が近い数字を残しているが、シティには届かない。
そんな攻撃の中心にいるのがブライトン戦でゴールを決めたハーランドとデ・ブライネだ。ハーランドはプレミア初挑戦ながらリーグ11試合で17ゴール決めている。得点ランキングでは2位ハリー・ケイン(9ゴール)を約2倍の数字で上回る。

デ・ブライネは基本シーズン終盤に調子を上げるタイプだが、今季はシーズン序盤からエンジン全開だ。すでに2ゴール9アシストを記録しており、アシスト数はプレミアトップである。

「ケビンはここからさらに良くなることができる。彼はまだ最高の状態でプレイしていない。彼はファンタスティックなゴールを決めたが、ベストな状態には程遠い。彼は自分の状態が分かっている。もっとダイナミックになれるんだ。彼には伝えてある」

英『The Athletic』ではシティの指揮官であるジョゼップ・グアルディオラがデ・ブライネについて語っている。今季は素晴らしい数字を残しているが、監督からすればコンディションはさらに上がると考えているようだ。見る側からすれば絶好調のように見えるが、まだ先があるのか。

名将の予想が本当だとすれば今季のシティはさらに止められなくなる。ハーランド&デ・ブライネのコンビは現時点でもトップオブトップであり、ベルギー代表MFの調子が上がれば誰が彼らを止められるのだろうか

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