仙台に高かった秋田GK田中雄大の壁 シュート数“17対2”も最後までゴール決められず……

田中が好守で活躍した photo/Getty Images

徳島が敗れたため勝利でJ1参入PO進出だったが

J2第42節でブラウブリッツ秋田はベガルタ仙台と対戦。仙台は他会場の結果次第ではあるものの、J1参入プレイオフ進出には勝利が絶対条件のなか、秋田からゴール奪うことができずスコアレスドローとなった。仙台に立ちふさがったのは、秋田の守護神・田中雄大だ。

上位のロアッソ熊本やファジアーノ岡山を下して4連勝で迎えた今節も秋田のゴールマウスを守ったのはこの男だった。ゴールが欲しい仙台は前半から猛攻を仕掛け、積極的な攻め上がりを見せる。74分にはFW中山仁斗がゴール前で決定機を迎え、こぼれ球をFW富樫敬真が詰めるものの、どちらも田中の好セーブに阻まれた。

試合はスコアが動かぬまま終了となった今試合だが、仙台は田中の活躍によって動かせなかったのが事実。シュート数は秋田の2本に対して仙台は「17」。再三のチャンスをすべて弾き返されてしまったことがラスト1枠を自ら離してしまった。

2020年にSC相模原から加入した田中は、加入初年度にチームをJ2へと昇格させると、今季もチームの守備陣をけん引。最終戦での東北ダービーで魅せたGKが“超秋田一体”を支える守護神なのだ。

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