伊東が決勝点挙げ今節唯一ゴールを決めた日本人に 冨安、久保は出場続け存在感発揮。ドイツ勢は影薄し 欧州5大リーグ日本人選手結果まとめ
今節の日本人で唯一得点を挙げた伊東純也 photo/Getty images
各地でサムライが活躍している
今週末の欧州リーグも盛り上がりを見せた。とくに日本人選手が各クラブで躍動しており、5大リーグに出場した選手の結果を振り返る。※評点はデータサイト『Whoscored.com』より
『プレミアリーグ』
冨安健洋(アーセナル)
先発フル出場
(サウサンプトン 1-1 アーセナル)
評点6.9
先発出場が続いている冨安はサウサンプトン戦では左サイドバックとして先発となった。失点の場面では冨安のサイドからゴールを許してしまったが、サポートがなかった。英『football.london』では攻撃力のなさを指摘されており、これは今後の課題となるか。
三笘薫(ブライトン)
出場なし
(マンチェスター・シティ 3-1 ブライトン)
評点なし
『リーガ・エスパニョーラ』
久保建英(レアル・ソシエダ)
先発74分OUT
(バリャドリード 1-0 レアル・ソシエダ)
評点5.9
連戦の影響かチームは疲弊しており、8連勝の記録が途絶えてしまった。それでも久保は前線で奮闘しており、取り消されることになったが、左足から素晴らしいミドルシュートを放っている。前線は負傷者が続出しているが、その中で久保は離脱せずコンスタントに出場しており、今後の活躍に期待だ。ミッドウィークにはELでオモニアと戦い、週末にはリーグ戦でレアル・ベティスと対峙する。
『ブンデスリーガ』
原口元気(ウニオン・ベルリン)
出場なし
(ボーフム 2-1 ウニオン・ベルリン)
評定なし
吉田麻也(シャルケ)
先発フル出場
(ヘルタ・ベルリン 2-1 シャルケ)
評点6.7
シャルケは4バックから3バックに守備の形を変えており、吉田は3バックの中央で先発している。敗れることとなったが、吉田は6回の空中戦勝利を記録しており、高さでチームに貢献した。
伊藤洋輝・遠藤航(シュツットガルト)
伊藤は出場なし
遠藤は先発フル出場
(ボルシア・ドルトムント 5-0 シュツットガルト)
評点なし、6.6
ボーフム戦で初勝利を記録したシュツットガルトだが、ドルトムント戦では前半だけで3失点を許し大敗となってしまった。伊藤は出番がなく、今季も残留争いをすることになりそうだ。
堂安律(フライブルク)
途中出場46分IN
(フライブルク 2-0 ブレーメン)
評点6.9
ブレーメン戦は後半から出場となった堂安は、強度の高さを見せデュエルで4勝、1回のインターセプトと2回のタックルを記録している。
鎌田大地・長谷部誠(フランクフルト)
鎌田は先発53分OUT
長谷部は出番なし
(ボルシアMG 1-3 フランクフルト)
評点7.0、評点なし
長谷部は怪我で離脱しており、鎌田も53分での交代と主役とはなれなかったが、チームは1-3で勝利している。チームは好調を維持しており、レヴァークーゼンとボルシアMG相手に連勝を収めている。
板倉滉(ボルシアMG)
出場なし
(ボルシアMG 1-3 フランクフルト)
評点なし
浅野拓磨(ボーフム)
出場なし
(ボーフム 2-1 ウニオン・ベルリン)
評定なし
『リーグ・アン』
伊東純也(スタッド・ランス)
先発フル出場
(スタッド・ランス 2-1 オセール)
評点7.3
退場処分を受けた後2試合の出場停止となっており、このオセール戦が復帰戦となった。最前線のフォラリン・バログンと素晴らしいコンビを形成しており、87分には伊東が貴重な決勝弾を挙げた。チームはこれで勝利しており、降格圏内から抜け出している。
川島永嗣(ストラスブール)
出場なし
(トゥールーズ 2-2 ストラスブール)
評点なし
オナイウ阿道(トゥールーズ)
途中出場74分IN
(トゥールーズ 2-2 ストラスブール)
評点6.1
南野拓実(モナコ)
出場なし
(リール 4-3 モナコ)
評点なし