J1昇格を逃すも伊藤彰監督の続投を決めた仙台 スタイル継続でリベンジに燃える

来季の仙台に期待だ(写真はイメージ) photo/Getty Images

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伊藤監督の続投が決まった

ベガルタ仙台は24日、伊藤彰監督との契約を更新したことを発表した。シーズン途中で仙台に就任した伊藤監督は、J1昇格に向けて来季も仙台で戦うことを決めている。

今季前半戦では、アルビレックス新潟と横浜FCとともに三つ巴のトップ争いを演じていた仙台。しかし徐々に成績を落とすと、夏場に4連敗を喫してチームは原崎政人監督を解任する。後任として伊藤監督が就任した。

伊藤監督は、昨季J2でヴァンフォーレ甲府を率いて3位でシーズンを終了。今季からJ1へと昇格したジュビロ磐田の監督に就任し、J1の舞台で戦いを続けてきたものの、下位に低迷。8月13日に浦和レッズに0-6で大敗を喫すると、翌日に磐田を解任された。
磐田の解任から3週間後に仙台の監督へと就任した伊藤監督。しかし終盤で3連敗を喫するなど、ラスト8試合で2勝2分4敗にとどまり、7位まで転落。最終節で勝利すればJ1参入プレイオフ進出の可能性を残すものの、ブラウブリッツ秋田に得点を奪えずスコアレスドローで終了し、J1への道は断たれた。

そんな中でも伊藤監督の続投を発表した仙台。甲府時代には後方からボールをつなぎ、攻守両面で安定したスタイルを築いていたが、時間をかけてその形を作り出した。結果が求められるJ1での磐田では、作り込むことができず。今季途中から加入した仙台でもそこまでの攻撃は作れなかった。それでも時間をかけて“伊藤彰流”をチームに落とし込むことだろう。仙台と伊藤監督の来季のリベンジに期待したい。

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