アーセナルは冬に約84億円使ってチーム強化 ターゲットはサカとジャカのライバルになれるヤングタレント

ミケル・アルテタはどんなタレントを求めているのか photo/Getty images

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若手路線を貫くアーセナル

プレミアリーグでは近年2強とされているマンチェスター・シティとリヴァプールを抑えて首位に立っているアーセナル。2019年から始まったミケル・アルテタ体制が実を結び、今季はシーズン序盤から素晴らしいパフォーマンスを披露している。

英『The Sun』によると、アーセナルはシーズン後半戦もこの調子を維持したいと考えており、冬の移籍市場での選手獲得を考えているようだ。予算は5000万ポンド(日本円にして約84億円)でアルテタは2人の選手をチームに加えたいとクラブに希望を伝えたという。

同メディアが伝えるアーセナルの希望選手はブカヨ・サカとグラニト・ジャカの負担を減らせる選手。ポジションはサイドアタッカーと中盤になる。
候補として何名が具体的な名前が挙がっており、サイドアタッカーであればシャフタール・ドネツクのミハイロ・ムドリクとビジャレアルのジェレミー・ピノだ。

ムドリクが21歳、ピノが20歳と若く、ムドリクが右利きで左サイドを主戦場に、ピノは右利きで右サイドでの起用が多い。

ムドリクは今季CLで印象的な活躍を残しており、5試合で3ゴール2アシストを記録。1-4と快勝したライプツィヒ戦では1ゴール2アシストの大暴れだった。ドリブルを強みとしており、右サイドでプレイするサカとの同時起用が期待できる。

中盤は多くの候補がいたが、アストン・ヴィラのドウグラス・ルイスは先日クラブとの契約延長を発表した。そのため獲得は難しい。2人目はブラジルのパルメイラスにいるMFダニーロだ。今夏にもターゲットとして報道されたヤングスターで、ムドリクと同じ21歳だ。アーセナルは2600万ポンド(日本円にして約44億円)で獲得に動く模様。

左利きの中盤戦士で、ボール奪取からビルドアップ、前線での飛び出しまで行う万能性を持つ。欧州未経験だが、ガブリエウ・マルティネッリのような成功例もあり、アーセナルフロントの目を信じるべきか。

徹底して若手路線を貫くアーセナル。それが実際、成功の基盤としてチームを支えており、冬の移籍市場での動きの注目だ。

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