ユヴェントス戦で1得点1アシストと輝き放つ 中盤の配給役はサイドハーフで存在感

ユヴェントス撃破に貢献のマリオ photo/Getty Images

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今季は右サイドハーフでプレイする

UEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第5節でベンフィカとユヴェントスが対戦。ベンフィカが4-3と勝利して決勝トーナメント進出を決めた。この試合で1ゴール1アシストと結果を残した男がジョアン・マリオである。

この試合も右サイドハーフで先発出場したマリオは、ボールを保持しながら起点となり、効果的なボールを配給。1-1で迎えた28分には自らPKを獲得し、ゴールを決めて勝ち越すと、7分後には右サイドからタイミングよく抜け出したラファ・シウバへラストパスを送る。ラボーナで合わせて2点差に広げるなど、チームの勝利に貢献した。

今季就任したロジャー・シュミット監督の下で右サイドハーフとして定着したマリオ。昨季まではボランチやトップ下に入って前線へ効果的なパスを出すなど、中盤からの配給役となっていたマリオだが、今季は右サイドからボールを持って起点を作る動き出しを見せ、ベンフィカの好調を支えている。
スポルティングのアカデミーからトップへ上がり主力となったマリオは、2016年にはインテルでプレイ。加入当初はレギュラーとして試合に出場していたものの、2018年以降はウェストハム、ロコモティフ・モスクワ、スポルティングなどレンタル移籍を続けていた。加入2年目となったベンフィカで存在感を発揮し、サイドから自身の持ち味であるパスや運動量の豊富さを見せ、高いパフォーマンスを発揮している。

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