絶好調ナポリに新たなるアイディア トッテナムで苦悩したエンドンベレに復活への光が見える

ナポリにレンタル移籍しているエンドンベレ photo/Getty Images

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本来はフランス代表でプレイすべき実力者

リヨンからトッテナムへと5500万ポンドの移籍金でステップアップした際、フランス人MFタンギー・エンドンベレには同じフランスのポール・ポグバとの比較論もあった。

ポグバほどサイズがあるわけではないが、エンドンベレもかなりテクニックが高い。中盤からボールを持ち運ぶことができ、その攻撃性こそエンドンベレが評価された理由だ。

しかし、トッテナムへの移籍は上手くいかなかった。終盤はほとんど出番を確保できなくなり、今夏にはナポリへレンタル移籍することに。
プラン通りではなかったはずだが、ナポリ移籍は思った以上に当たるかもしれない。何よりナポリはルチアーノ・スパレッティの下で良い流れにあり、自分たちのしたいフットボールがはっきりしている。

中盤ではフランク・アンギサ、ピオトル・ジエリンスキなどライバルが多いが、26日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第5節のレンジャーズ戦にてエンドンベレは移籍後初のフル出場を記録。チームがすでにグループ突破を決めていたため、ローテーションで出番が回ってきたのだ。

仏『Foot Mercato』は良い感触だったとエンドンベレのパフォーマンスを称える。パス成功率88%、チャンスメイク2回、デュエル勝率64%、タックル成功数2回、ボールリカバリー7回など、3-0の勝利に貢献する内容だった。

やや時間はかかったが、エンドンベレにとっては大きな一歩だ。本来はフランス代表の中盤でも違いを作れる選手だけに、ナポリでその評価を取り戻したい。

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