引退試合となったピケは「これは別れではない」 バルセロナのレジェンドは引退後もバルサ復帰を望む

現役ラストゲームとなったピケ photo/Getty Images

アルメリア戦で先発出場したピケ

バルセロナはラ・リーガ第13節でアルメリアと対戦し2-0で勝利した。この試合前に現役引退を発表していたジェラール・ピケの引退試合となった今試合。勝利で有終の美を飾った。

試合は48分にウスマン・デンベレがゴールネットを揺らして先制すると、62分にはフレンキー・デ・ヨングが追加点を決める。この試合で先発し、マルコス・アロンソとセンターバックでコンビを組んだピケは、2-0で迎えた85分にアンドレアス・クリステンセンと途中交代する。

強靭なフィジカルと足元の技術の高さを誇り、バルセロナの黄金期を支えた功労者の一人だ。プロキャリアで37つのタイトルを獲得しており、バルセロナでは615試合に出場。若い頃にコンビを組んでいたカルレス・プジョルに代わって最終ラインからチームを支えてきた。

試合後にサポーターに向けて挨拶を行ったピケは「まず最初に感謝を捧げたい。僕の全ての仲間たち、スタッフ、ジムのみんな、用具係。毎日僕たちが楽しく過ごせるように協力してくれる人々へ。関わってきた全ての監督、スタッフへ」と感謝の言葉を口にした。さらに「人生において別れの瞬間は訪れるもの。大きな愛情、大きな情熱をもたらしてくれた場所から、離れる時が来た。将来、僕はきっとここに戻ると信じている。これは別れではない」と引退後もバルセロナに関わりたい意思を示している。

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