ユーヴェでは“124分”プレイしたのみ…… ブラジルからやってきた新星FWはどこへ行く

サントスで注目集めていたカイオ・ジョルジ photo/Getty Images

ユーヴェに育成プランはあるか

レアル・マドリードでFWヴィニシウス・ジュニオール、ロドリゴ・ゴエスが活躍していることもあり、欧州のビッグクラブはブラジルとアルゼンチンを中心に南米の若手発掘へ力を注いできた。

10代の頃より目をつけるのが当たり前となってきているが、ユヴェントスも昨夏に素早い動きを見せた。

昨夏ユヴェントスがブラジルのサントスから引き抜いたのは、ブラジル人FWカイオ・ジョルジ(20)だ。

U-17ブラジル代表でもプレイしてきたカイオ・ジョルジへの期待は大きく、数年後にユヴェントスの主力となる未来を描いていたに違いない。

しかし、ここまで出番が少なすぎる。ユヴェントスの選手としては、この1年で124分間しかプレイしていないのだ。現在は怪我で離脱しているとはいえ、プレイタイムがここまで少ないと選手の成長へ繋げるのは難しい。

伊『Calciomercato』は近いうちに動きがあると伝えており、母国ブラジルのクラブからは今も高い人気を誇っているという。レンタル移籍も1つの手ではあるが、完全移籍でユヴェントスを離れる可能性も捨てきれない。

ユヴェントスと契約してからの1年間は苦い時間が続いているが、ユヴェントスは数年後のカイオ・ジョルジを思い描けているだろうか。ここまでは育成が上手く進んでいるとは言えない状況だ。

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