“途中出場から2アシスト”のガルナチョがマルチな攻撃性能を発揮 彼の持ち味は突破力だけではない

トップチームで好パフォーマンスを見せている photo/Getty Images

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約30分の出場時間で2アシストを記録した

ここ数週間で一気に存在感を高めているマンチェスター・ユナイテッドの18歳FWアレハンドロ・ガルナチョ。11日に行われたカラバオカップ3回戦のアストン・ヴィラ戦でも途中出場から好パフォーマンスを披露している。
 
先月28日に行われたヨーロッパリーグのシェリフ・ティラスポリ戦でトップチーム初先発を飾り、4日のELレアル・ソシエダ戦ではトップチーム初ゴールを決めたガルナチョ。6日に行われたプレミアリーグのアストン・ヴィラ戦でも左ウイングのポジションで先発出場したが、この試合は3-1で落としており、今回行われたカラバオカップの試合でアストン・ヴィラ相手にリベンジを果たすことがマンUには期待された。
 
今回はベンチスタートとなったガルナチョだが、1点のビハインドを負う62分から途中出場。慣れ親しんだ左ウイングに入り、左ウイングにいたFWマーカス・ラッシュフォードがセンターフォワードへポジションを移した。
 
するとこの采配が功を奏し、ラッシュフォードが67分に同点ゴールをゲットする。そして78分、相手キーパーのパスミスをガルナチョがワンタッチでMFブルーノ・フェルナンデスへ送ると、これを彼がきっちりと決めきり、マンUが逆転に成功した。
 
極めつけは後半アディショナルタイム。MFカゼミロからの浮き球のボールを左サイドで受けたガルナチョは、少し中央へ切り込みながら、ゴール前にインスイングのクロスを送る。これをまるでストライカーのような抜け出しを見せたMFスコット・マクトミネイがワンタッチで押し込み、ダメ押しの4ゴール目が決まった。
 
81分には左サイドのドリブル突破からシュートまで打ち切ってみせるなど、ゴールシーン以外でも持ち味を発揮したガルナチョ。しかし、今回の試合ではマクトミネイへのクロスボールの質の高さが特に目を引いた。英『Daily Mail』によれば、エリック・テン・ハーグ監督は試合後、ガルナチョのパフォーマンスを称賛しつつ、ロングフィードのセカンドボールの狙い方などを彼の改善点の1つとして例に挙げているが、攻撃的な能力だけに関して言えば、ポジションを争う他の選手たちにも引けを取らないはずだ。

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