ダロトのいないマンUは右SBに誰を置く 本職ワン・ビサカよりも有力な他DFの起用

ここまでは戦力として機能していないワン・ビサカ photo/Getty Images

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右SBの選手層の薄さが課題となっている今季のマンU

6日行われたプレミアリーグ第15節アストン・ヴィラ戦でイエローカードを提示されてしまったマンチェスター・ユナイテッドのDFディオゴ・ダロト。14日に行われる第16節フラム戦は累積警告により出場停止となるが、彼に代わる右サイドバックは誰になるのか。
 
エリック・テン・ハーグ新監督の下で着実に成長を遂げ、今季はここまでの公式戦20試合全てに先発出場しているダロト。DFアーロン・ワン・ビサカの負傷離脱が続いていたこともあり、現在のマンUにおいて最も替えの効かない存在となっている。
 
一方のワン・ビサカは、4日に行われたヨーロッパリーグのレアル・ソシエダ戦で久々にベンチ入りを果たしたものの、そこで出番を得ることはできず。今季の公式戦出場時間は未だ4分のみに留まっており、ソシエダ戦後に行われたアストン・ヴィラとの2連戦では再びメンバー外となっている。
 
英『Manchester Evening News』によれば、テン・ハーグ監督はワン・ビサカの状態についてこのように語っている。
 
「(負傷などとは)別の面で苦労している。怪我や病気もあり出場できないことも多かったが、大きな問題はない」
 
「だから、彼がしっかりフィットすること、シーズン後半からディオゴと競争できるようにすることが大事だ」
 
テン・ハーグ監督のこの発言を踏まえれば、やはり14日のフラム戦にワン・ビサカが出場する可能性は低いと言える。そうなるとダロトの代役は、テン・ハーグ監督が過去に右SBで試していた、左SBのDFタイレル・マラシアやセンターバックのDFヴィクトル・リンデロフが有力となる。
 
ただし、DFラファエル・ヴァランが負傷離脱中ということもあり、リンデロフはCBで起用される可能性も高い。そうなればマラシア以外に選択肢はないだろう。
 
いずれにせよ、マンUは右SBに不安を抱える状態でカタールW杯前最後の試合に臨むことになるが、勝って一区切りつけることができるのか。フラム戦は右SBの人選や起用された選手のパフォーマンスも見どころの一つとなりそうだ。

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