堂安律と原口元気が激突した“ブンデス上位対決”は一方的な展開に 堂安が1アシスト&PK獲得でフライブルクが完勝

堂安は2ゴールに関与 photo/Getty Images

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堂安と原口が先発出場

ブンデスリーガ第15節でフライブルクとウニオン・ベルリンが対戦。3位のウニオンと4位のフライブルクによる上位対決で、堂安律と原口元気はどちらも先発出場している。

試合は開始20秒で動いた。ファーストプレイで左サイドを抜け出したクリスティアン・ギュンターのクロスがクリストファー・トリメルの手に当たりVARの結果、4分にPKを獲得。ヴィンチェンツォ・グリフォが確実に決めて開始早々にフライブルクが先制する。

そのわずか2分後にもグリフォがハーフエーラインで相手ボールを奪ってカウンターを仕掛ける。2対1とフライブルクが数的優位な状況から、ミヒャエル・グレゴリッチュとのパス交換で抜け出したグリフォが沈めて早くも2点差となる。
さらにその2分後にはウニオンもPKを獲得。ペナルティエリア内でシェラルド・ベッカーがニコラス・ヘフラーにファウルを受けて反撃のチャンスを得る。しかしキッカーのロビン・クノッヘが蹴ったボールは左ポストに嫌われてゴールを奪うことはできない。

するとフライブルクの勢いは止まらず。右サイドから堂安が仕掛けてペナルティエリア内でファウルを受ける。PK獲得に加えてウニオンのディオゴ・レイテにレッドカードが提示されて退場処分になり、フライブルクは数的優位に立つ。グリフォが2度目のPKを決めてこの日3点目。グリフォは開始20分でハットトリックを達成し、堂安も大きな活躍を見せた。

堂安は前半アディショナルタイムにもピッチ中央からグレゴリッチュにラストパスを送る。ボールを受けたグレゴリッチュが冷静に浮かせてゴールネットを揺らし、前半のうちに4-0と大きくリードを広げ、堂安はアシストを記録する。

大差をつけられたウニオンは60分に原口を下げてモーテン・トルスビーを投入。71分には右サイドからのクロスにそのトルスビーがシュートを放つものの、GKのセーブに遭いゴールを決めることができず。ウニオンは84分にこの日両チーム合わせて4回目のPKを獲得し、スヴェン・ミシェルが決めるも万事休す。フライブルクが前半のリードを守り抜き、4-1と完勝した。なお、堂安は76分に途中交代している。

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