来季SC相模原に戸田和幸監督が就任へ 自身が育った土地でJクラブの指揮官に初挑戦

戸田和幸監督の手腕に注目が集まる photo/Getty Images

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今季はJ3最下位となっている相模原

J3で最下位に沈むSC相模原は14日、来季新たな指揮官として戸田和幸監督が就任することが決定した。戸田監督は、Jクラブを率いるのは初めての挑戦となる。

戸田監督は現役時代は1996年に桐蔭学園高校から清水エスパルスへ入団。2年目から主力として活躍すると、98年には34試合に出場。2002年には日韓ワールドカップを戦う日本代表にも選出され、全4試合に出場している。その後はプレミアリーグのトッテナムやエールディヴィジのADOデン・ハーグでもプレイした。

2004年の国内復帰後は清水、東京ヴェルディ、サンフレッチェ広島、ジェフユナイテッド千葉へ在籍。慶南FC(韓国)を経て2010年にザスパクサツ群馬へ加入し、FC町田ゼルビアやウォリアーズFC(シンガポール)でもプレイし、2013年限りで現役を引退した。
引退後は解説者として活躍する傍ら、慶応義塾大学のコーチや一橋大学の監督も務めた。大学サッカーの舞台で指導者としての経験を積み、2023年から生まれ育った地元・相模原でJリーグの戦いをスタートさせる。

戸田監督はクラブ公式を通じて「自分が育った土地に生まれたプロクラブの監督に挑戦する決断をしました。少年時代相模原でサッカーを始めサッカー選手を志した者として、自分が育った土地のクラブからのオファーには特別な何かを感じています」とコメント。相模原での思いを語るとともに「自分が尊敬し頼りにしている同志にも入閣してもらえる運びとなり、コーチングチームとして一致団結し伸び代ある若い選手たちをサポートしながら全員で成長し高みを目指していきます」と目標を語った。

的確な分析力と言語力で解説者としても人気を博した戸田監督。指揮官としてどのようなチームを作り上げるのか、来季の相模原にも注目だ。

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