J2昇格が目前に迫る藤枝、須藤大輔監督が続投 新たなステージへさらなる進化を見せられるか

藤枝の須藤監督が続投へ(写真はイメージ) photo/Getty Images

続きを見る

昨季途中から藤枝に就任した

藤枝MYFCは14日、須藤大輔監督との契約を延長することを発表した。J2昇格が目前に迫る藤枝が、来季に向けて指揮官の続投を決めている。

2014年のJ3創設時からのメンバーである藤枝だったが、過去にJ3で上位に入ったことは2019年の3位のみ。このシーズンはJ2のライセンスを得ていなかったが2位のザスパクサツ群馬と勝点で並ぶ。最終的には得失点差で群馬が2位となった。昨季はシーズン途中から須藤監督が指揮を執るも、28試合で8勝8分12敗の10位と苦しんだ。

今季も序盤は敗れる試合も多かった藤枝だったが、終盤には11戦無敗で上位に駆けあがり、残り1節を残してJ3優勝を決めたいわきFCに次ぐ2位。昨季の8勝から今季は20勝と大きく成績を上げた。
特に得点力が向上し、ゴール数はリーグ2位の「58」。失点数も29と少なく、3位の鹿児島ユナイテッドFCとは勝点3差ながら得失点で大きく差が開いており、勝点で並んだとしても現実的にはJ2昇格が濃厚な状況だ。19年の悔しさを糧にチームはより改善を進めてきた。そしてJ2ライセンスが交付されて2年目の今季、須藤監督がチームを新たな舞台へと導いていく。そして来季も指揮官とともに成長を続ける。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.299 フリック・バルサ徹底分析

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ