好調アーセナルをさらに盛り上げる“スミス・ロウの帰還” 12月中の復帰はあるか

シーズン再開後の活躍に期待 photo/Getty Images

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今季はまだ活躍できていないスミス・ロウ

プレミアリーグ首位をキープしたままカタールW杯開催期間に突入するなど、好調を維持している今季のアーセナル。MFエミール・スミス・ロウは負傷の影響によりその波に乗れていないが、後半戦から巻き返すことはできるのか。
 
カラバオカップこそ早期敗退となってしまったものの、リーグ戦は2位マンチェスター・シティと勝ち点差5をつけて首位、ヨーロッパリーグも5勝1敗でグループステージ首位通過を決めるなど、今季のアーセナルはタイトル獲得が視野に入りつつある。
 
その一方、背番号10を背負うスミス・ロウはプレミアリーグ第6節マンチェスター・ユナイテッド戦が最後の出場となっており、今季はまだ51分しかプレイすることができていない。
 
クラブの公式声明によれば、スミス・ロウは数ヵ月ほど鼠径部に違和感を覚えていたようで、マンU戦の後に手術に踏み切っている。回復時期については12月の復帰が見込まれており、クラブは10月末の段階でスミス・ロウが回復に向かっていると伝えていた。
 
英『Football London』によれば、カタールW杯に参加しないアーセナルの選手たちは10日ほどの休養を経た後、12月下旬のシーズン再開に向けてトレーニングを行うという。その一環としてドバイでのトレーニングキャンプが予定されており、そこではオリンピック・リヨンやミランとの親善試合も行われる。
 
これを踏まえ、同メディアは、リヨン戦やミラン戦にスミス・ロウが出場する可能性もあるのではないかと指摘しており、リーグ戦再開前の実戦復帰に期待がかかる。
 
スミス・ロウがいなくてもここまで好成績を残している今季のアーセナルだが、昨季公式戦11ゴールを記録したスミス・ロウが2列目のポジション争いに戻ってくるとなれば、さらに攻撃の威力が増すことになる。W杯帰りのFWガブリエウ・マルティネッリを休ませるという意味でも、できることなら12月27日のウェストハム・ユナイテッド戦でスミス・ロウをスタメン起用したいところだろう(データは『FBREF』より)。

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