ブレントフォードに大打撃 10ゴール決めたエースをFAが告発“232回賭博規則違反の疑い”罰金、出場停止、永久追放の可能性

ブレントフォードのイヴァン・トニーへの依存度は高い photo/Getty images

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降格の可能性も頭によぎってしまう

昨季プレミアリーグに昇格したブレントフォード。名将トーマス・フランク率いる昇格組は安定感を見せ、見事残留を勝ち取った。

今季も安定して中位に位置しており、直近のリーグ戦ではマンチェスター・シティを2-1で破っている。

その中心にいるのはイヴァン・トニーだ。26歳のストライカーで、英2部時代にはリーグ戦で33ゴールと素晴らしい数字を記録している。その勢いはプレミアリーグでも変わらず、今季は14試合ですでに10ゴールを挙げた。
非常に万能なストライカーで、得点だけでなく多くの場面で強みを見せる。基本的にブレントフォードは守備を軸としているチームで、FWのトニーも守備に追われる時間は多い。そこでもしっかりと走って守備をしており、自チームが後方でボールを奪えば前線で起点となってカウンターのチャンスを演出する。パスセンスもあって隙のないFWだ。

そんなトニーをブレントフォードは今後欠くことになるかもしれない。

英『BBC』によると、トニーは賭博規則違反の疑いでイングランドサッカー協会から告発されたようだ。2017年2月25日から2021年1月23日の間に232回違反したとされており、罰金、出場停止、場合によっては永久追放の罰が下る可能性があるという。

これから調査が行われ細かいことが徐々に明らかになるといえるが、ブレントフォードはシーズン後半戦でトニーを欠くことになる可能性がある。ワールドカップ・カタール大会に出場する可能性があった実力者であり、今のブレントフォードで替えを見つけるのは不可能だ。ここまで10得点とチームのほぼ半分のゴール数を一人で挙げていただけに、ブレントフォードにとって大打撃になるのは間違いない。

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