新潟で穴埋め以上の存在へと成長した伊藤涼太郎 “9ゴール11アシスト”と中盤を支えた男が再びJ1の舞台へ

J1での活躍に期待したい(写真はイメージ) photo/Getty Images

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本間の抜けた左SHに入った

今季のJ2リーグ戦でトップに立ったアルビレックス新潟。中盤から大きな貢献度を放った選手が伊藤涼太郎だろう。自らの持ち味を発揮して複数選手の穴を埋めるにとどまらず、先発の座を勝ち取った男は来季、J1でどのような活躍を見せてくれるだろうか。

浦和レッズから今季、新潟へと完全移籍で加入した伊藤。前半戦は先発だけでなく途中出場も多かった伊藤だが、徐々に武器であるテクニックを生かしたドリブルや走力でチームに貢献すると、本間至恩がベルギーへと渡った後半戦は彼の空けた左サイドハーフの穴を完全に埋めてスタメンに名を連ねていく。

さらに終盤戦ではトップ下で司令塔として活躍していた高木善朗が大ケガのため今季絶望となってしまう。すると伊藤がトップ下に入り、パス技術の高い高木とは異なるボールを運べるトップ下の持ち味を見せて離脱した穴を埋めてみせた。
今季はキャリアハイとなるJ2で42試合9ゴール11アシストを記録。全試合に出場して新潟のJ1昇格へ大きな貢献を見せ、J2のベストイレブンにも選出されている。浦和レッズでは若くしてデビューするなど期待されながらも、最後まで結果を残すことができず。背水の陣でやってきた新潟で高いパフォーマンスを発揮した。来季はJ1でさらなる飛躍に期待だ。

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